[Return] ★ ハ イ ラ イ ト よ ね や ま 7 7 号 ★       2006年7月12日発行
(財)ロータリー米山記念奨学会ニュース
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★ ハ イ ラ イ ト よ ね や ま 7 7 号 ★       2006年7月12日発行
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::今月のトピックス:: 
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1.寄付金速報 〜 9年ぶりの寄付金増加!ご協力感謝いたします 〜
2.理事会・評議員会開催報告
3.2006年度新制度を検証するフォーラムを開催
4.全国の学友会長と地区米山奨学委員長が初の合同セミナー
5.現地採用奨学金、ベトナムで一次面接を実施!

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1.寄付金速報 〜 9年ぶりの寄付金増加!ご協力感謝いたします 〜
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2005-06年度の寄付金は約14億6千万円。前年度と比べ1.4%増、
約2千万円の増加でした。
普通寄付金が0.4%減、特別寄付金が2.1%増です。
1996年度をピークに減少しつづけてきた寄付金が、9年ぶりに増加へと
転じました。

一人当たりの平均寄付額は、第2590地区【神奈川県横浜市・川崎市】が
26,245円で、11年間トップを守りました。ただ、2位の第2770地区【埼玉県
南東部】も24,302円と、僅差に迫っています。また、第2730地区【鹿児島・
宮崎】では、一人当たりの平均寄付額・寄付総額ともに、前年度からの
伸び率が34地区の中で最大でした。

今回の嬉しい結果は、会員皆様が寄付増進に向けてご尽力いただき
ました結果です。
心より厚く御礼申し上げます。新年度も引き続きご支援くださいますよう、
お願い申し上げます。

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2.理事会・評議員会開催報告
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6月19日(月)、東京・新高輪プリンスホテルにて2005年度第2回の
理事会・評議員会が開催されました。
コペンハーゲンでの国際大会直後ということもあり、出席者数は例年より
少なかったものの、全国から理事28人、監事2人、評議員48人の計78人
が出席されました。
今回の理事会・評議員会の主な決定事項は、以下の通りです。

● 2007学年度奨学生採用数は800人(枠)
前年に引き続き、「奨学資金特別積立金を取り崩さず、
寄付金収入に見合った採用数とする」方針を踏襲し、
2007学年度の採用数を800人(枠)とする。
各奨学金プログラムの採用数は下記を参照ください。
http://www.rotary-yoneyama.or.jp/r_member/highlight/highlight77.html

● 現地採用奨学金の第1期試行は2009年度採用まで継続
現地採用奨学金は、第1期試行が進行中であり、
2007学年度にベトナムから2人を採用予定している。
こうした新制度の評価には一定期間を要するため、
第1期試行を2007年度採用から2009年度採用までとし、
ベトナム・ホーチミン市を対象に継続する。

そのほか、2006年度の事業計画と収支予算案、文部科学省の指摘事項
を反映した寄付行為の一部変更案などが審議され、これらについても
全員異義なく、原案通り承認されました。

今回の理事会・評議員会では、制度改編から1年を経たこともあり、
奨学金制度への意見や提案が多く挙げられました。

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3.2006年度新制度を検証するフォーラムを開催
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理事会・評議員会終了後、フォーラム『2006年度新制度を検証する』が
開催されました。
伊藤長英常務理事から「寄付金増進の課題」、坂下博康事務局長から
「新制度が抱える課題」が報告された後、会場全体で意見交換が行われ
ました。

詳しくは、別紙『フォーラム2006年度新制度を検証する』開催報告を
ご覧ください。
http://www.rotary-yoneyama.or.jp/r_member/highlight/img/77_forum_report.pdf

☆ 主な意見 <寄付金増進面>
・表彰品はそもそも不要
・お金をかけず、センスの良いものを
・現実的には多くの会員は必要としている

☆ 主な意見 <制度面>
・ クラブ支援(CY)奨学金制度は、期限内で博士号が取得できないのは
留年と同じで、支援に値しない
・ CYは廃止した方が公明正大だが、真に優秀な学生には支援しつづけ
たい気持ちもあり、ジレンマがある
・ 割当数算出基準について、有資格者の多い地区への配慮を

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4.全国の学友会長と地区米山奨学委員長が初の合同セミナー
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6月25日(日)、東京・高輪プリンスホテルにて、海外を含む学友会会長と
次期米山奨学委員長との合同セミナーが開催され、計58人が参加しました。

本セミナーの目的は、各学友会が抱える課題を、学友会長同士、あるいは
ロータリアンとも共有しながら、いかに“魅力ある学友会”を作り上げるかを
協議する点にあります。

基調講演では、国内で活発な学友会活動を展開している第2780地区
【神奈川県横浜市・川崎市以外】の、杉崎一雄米山奨学委員長と、
金宇烈(キムウヨル)学友会会長から、地区との連携・協力の実例が
紹介されました。
さらに、台湾から駆けつけた陳思乾台湾学友会会長からは、
現在社団法人として組織的に活動している内容やその歴史、
9月に開催されるシンポジウムなどが紹介されました。

その後、パネルディスカッションや全体討議では、各学友会の運営に
おける悩みが次々に発言され、予定時間を超えて熱い討議がなされ
ました。

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5.現地採用奨学金、ベトナムで一次面接を実施!
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6月28日、ベトナム・ホーチミン人文社会科学大学で、現地採用奨学金の
一次面接が行われました。

新聞公募による応募者44人に対して英語試験、小論文及び書類審査を
行い、20人の面接候補者を選抜しました。
今回の面接は、近藤雅臣学務・学友委員長と、ハノイ市のタンロン技術
学院院長を務める米山学友、フイン・ムイ博士の2人で行われ、10人を
選抜しました。

近藤委員長は「現地採用の良さを実感した。今後、より多くの学生を
採用できれば」と、手応えを語っていました。
この10人を対象に12月までの半年間、現地で集中的な日本語教育を
実施し、12月の二次面接では最終合格者2人を選抜。2007年に来日
する予定です。(事務局長 坂下博康)

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■ 『奨学生名簿』 廃止のお知らせ・・・・・・

毎年、冊子で配付していた地区別『奨学生名簿』は、本年度より
各ガバナー事務所宛にデータで配信することになりました。
奨学生の個人情報保護に留意のうえお取り扱いくださいますよう
お願いいたします。
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以上

※メールアドレスの変更、配信解除などのご希望がございましたら、
お手数ですが、highlight@rotary-yoneyama.or.jp宛にお知らせください。
よろしくお願い申し上げます。

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財団法人ロータリー米山記念奨学会  
事務局長 坂下博康
編集担当 野津・峯・大庭
Tel:03-3434-8681  Fax:03-3578-8281
問い合わせメール: highlight@rotary-yoneyama.or.jp
米山記念奨学会ホームページ: http://www.rotary-yoneyama.or.jp/
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