[Return] ★ ハ イ ラ イ ト よ ね や ま 7 8 号 ★       2006年8月11日発行
★ ハ イ ラ イ ト よ ね や ま 7 8 号 ★       2006年8月11日発行
::今月のトピックス:: 
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1.寄付金速報 ― 今年度も特別寄付金が好調なスタート! ―
2.2007学年度採用の指定校が決定!
3.たび重なる天災へのお見舞い ― 奨学生・学友の安否確認について ―
4.第2回寄付金増進タスクグループ開催報告
5.春の叙勲で米山学友が受章!
6.今年も『豆辞典』発行! ― 米山月間資料のご案内 ―

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1.寄付金速報 ― 今年度も特別寄付金が好調なスタート! ―
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2006-07年度が始まって1カ月が経過しました。
7月の寄付金は約2億4千万円で、前年度に比べて7.3%増、約1千6百万円
の増加です。普通寄付金が3.3%増、特別寄付金が20.4%増と、
昨年度7月に引き続き、とりわけ特別寄付金が良好な滑り出しです。

前年度は14億5千万円の予算目標に対し、約1千万円上回るご寄付を
いただきました。今年度も前年と同額の予算目標を立てています。
今後、奨学生採用数800人を縮減することなく維持、さらには拡大できます
よう、米山奨学事業への一層のご理解、ご協力をお願い申し上げます。

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2.2007学年度採用の指定校が決定!
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来年4月採用の指定校が決まりました。
各地区選考委員会からの報告によると、2007学年度の指定校は399校で、
昨年(401校)とほぼ変わらず、うち5校が“地区奨励奨学金”対象校として
大学以外の高等教育機関が選ばれました。
また、大学学部3〜4年に相当する高等専門学校専攻科を指定校とした
地区は、昨年より1地区増加。
また、過去最多となる24地区が、独自の選考基準を大学へ提示しました。
多く挙げられた基準は「国籍割合への配慮」、「日本語運用能力」、
「ロータリー活動への理解、積極的参加」などです。
推薦者数の合計は全国で1,613人、この中から新規採用583人が選ばれます。

●YUに高専専攻科を指定校に含めた地区(3地区)
2600地区:長野高専専攻科
2640地区:和歌山高専専攻科
2650地区:福井高専専攻科
●地区奨励奨学金導入地区(4地区)
2550地区:アジア学院
2660地区:日本学生支援機構大阪日本語教育センター
2680地区:神戸YMCA学院専門学校、(財)PHD協会
2760地区:愛知江南短期大学
●地区を超えた指定校導入地区(1地区)
2770地区が、2580地区の東京大学(医学系)・お茶の水女子大学、
および2790地区の聖徳大学を指定

※指定校は8月中旬に当会HPで発表します

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3.たび重なる天災へのお見舞い
     ― 奨学生・学友の安否確認について ―
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7月15日以降、発達した梅雨前線による集中豪雨が山陰、北陸、長野県、
そして九州各地を襲い、「平成18年7月豪雨」と命名されるほどの甚大なる
被害をもたらしました。
被災地域の皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。

当会から、これらの地域に居住する米山奨学生(32人)に災害見舞いの
メールを送り、被害の確認に努めました。
幸いなことに、いずれの奨学生も無事で、家屋の浸水など重大な被害の
報告もありませんでした。
同じころ、韓国でも集中豪雨によって日本以上の水害被害が出ていた
ことから、江原道・慶尚南道在住の学友29人にも災害見舞いのメールを
送りました。
感謝の気持ちと近況を知らせるメールやFAXが相次ぎ、母国に帰った
学友の消息を知り、彼らとの絆を強める機会にもなったようです。

7月17日には、インドネシア・ジャワ島で、5月に続いて再び大きな地震が
発生しました。インドネシア出身のある奨学生からは、
「被災地のごく近くに弟が住んでいて、大変心配したが、幸いにも無事
であった」と安堵のメールが届きました。

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4.第2回寄付金増進タスクグループ開催報告
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7月12日(水)、第2回目の寄付金増進タスクグループが開催されました。
今回は島津理事長も出席し、主に表彰品の改定と、寄付増進の具体的な
方策案について話し合われました。

協議の結果、
表彰品の改定に関しては常務理事会へ上程したうえで、具体的な改定
内容を詰めていきます。
寄付増進の方策に関しては「ガバナーや、地区で影響力のある方々へ
当会の事業内容をお伝えし、広報していただく」という意見で一致しました。

本タスクグループの報告は、8月30日開催の理事会・評議員会で配布し、
各地区で実践いただくようお願いする予定です。
このタスクグループは今回で終了となります。
ご協力いただいた委員の皆様に心より御礼申し上げます。

★タスクグループメンバーの皆さま
伊藤長英理事(苫小牧北)、米光啓彌(宇都宮南)、藤林豊明(横浜鶴見北)、
関口博正(杉戸)、土谷宗一(奈良大宮)、北川哲(大阪南)、栗林英雄(諫早
北)
*敬称略、ゾーン順
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5.春の叙勲で米山学友が受章!
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平成18年春の外国人叙勲で、2人の米山学友が旭日章を受章しました。
今回は、旭日中綬章を受章した李賢起さんをご紹介します。

李 賢 起 氏 (韓国/1970-72/筑波大学大学院/東京世田谷RC)
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日本の古典文学や日本語教育の研究に多大な業績を残したほか、
日本の大学などで、日韓の学術交流を幅広く推進。
NHKハングル講座やKBSテレビの日本語講座の講師を務めるなど、
両国語の普及にも貢献しました。
韓国では、日本語教育の先駆者として教科書を出版したり、
韓国政府に対する日本語教育の審議及び諮問活動を行うなど、
日韓両国の文化理解に大きな役割を果たしています。
2005年には日本文化交流基金賞を受賞。

李さんは、
「今回の身に余る栄誉は、在韓日本大使館をはじめ日本の皆様から、
ご指導とご協力をいただいた結果です。改めて感謝を申し上げます。
この叙勲が、私個人の喜びと光栄にとどまらず、韓日両国の学術文化
交流、相互理解と親善のために努力しておられる方々への激励に繋が
ることを切に希望致します」と感謝の気持ちを述べました。

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6.今年も『豆辞典』発行! ― 米山月間資料のご案内 ―
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“よねやま”について、どなたでも手軽にお読みいただける
『米山奨学事業・豆辞典』を今年も発行します。

米山奨学事業の概要や収支決算報告、活躍する学友の紹介、
奨学金プログラムなどの基本情報がまとめられています。
今年度は、よく寄せられるQ&Aや、来年の地区別奨学生数など、内容を
より充実させました。
『豆辞典』は全会員分お送りしますので、米山月間ではぜひご活用いただき、
会員の皆さまへの理解浸透にお役立てください。

米山月間用資料は、米山役員・委員、ガバナー事務所、全クラブへ9月中旬
頃に送付予定です。

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台湾学友会主催シンポジウム 締め切り迫る!

9月23日、台北で開催予定のシンポジウム『日本留学を考える』は、
ご好評により登録枠を拡大し、申し込み期限を8月15日まで延長しております。
現在、日本からの登録者は90名近くです。ご興味のある方はお急ぎ下さい。
詳細は当会HP(http://www.rotary-yoneyama.or.jp/)、
もしくは下記へお電話ください。
Tel:03-3434-8681(栗原、峯)
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以上

※メールアドレスの変更、配信解除などのご希望がございましたら、
お手数ですが、highlight@rotary-yoneyama.or.jp宛にお知らせください。
よろしくお願い申し上げます。

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財団法人ロータリー米山記念奨学会  
事務局長 坂下博康
編集担当 野津・峯・大庭
Tel:03-3434-8681  Fax:03-3578-8281
問い合わせメール: highlight@rotary-yoneyama.or.jp
米山記念奨学会ホームページ: http://www.rotary-yoneyama.or.jp/
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