[Return] ★ ハ イ ラ イ ト よ ね や ま 82号 ★       2006年12月12日発行
★ ハ イ ラ イ ト よ ね や ま 82号 ★
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★ ハ イ ラ イ ト よ ね や ま 82号 ★       2006年12月12日発行
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::今月のトピックス:: 
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1.寄付金速報 ― 前年同比減少!連続記録更新ならず ―
2.台湾学友会総会出席報告 ― 台湾学友会の新理事長が決定 ―
3.外務省の招へいで米山学友が来日
4.陶芸家の米山学友、張義明さん夢かなう ― 母国で凱旋展覧会 ―
≪事務局からのお知らせ≫ 
  確定申告用領収書および年末年始の休業について

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1.寄付金速報 ― 前年同比減少!連続記録更新ならず ―
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11月までの寄付金は、前年同期と比べて1.0%減、約7百万円の減少とな
りました。普通寄付金が0.6%増、特別寄付金が1.8%減と、前月の6.3%増
から一転して大幅な減少となりました。2005年7月から前月まで、16カ月
連続で前年同期を上回ってきましたが、残念ながら11月でこの記録が
途切れてしまいました。

要因の一つとして、創立記念寄付といった「クラブ扱い」特別寄付金が、前
年度に比べて累計で約1千万円減少したことが挙げられます。12月には
少しでも挽回できますよう、皆さまの更なるご協力をお願い申し上げます。

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2.台湾学友会総会出席報告 ― 台湾学友会の新理事長が決定 ―
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台湾学友会の2006年度総会が12月2日(土)、台北で開かれました。雨が
降るなか約80名の学友が参加し、会計報告、事業報告などの議事が進め
られました。

今年は、3年ごとに行われる役員改選の年です。理事・監事の選挙が行わ
れ、続いて選任された理事の互選により、新執行部が決定されました。
9月に開催された台湾シンポジウムをはじめ、これまで多大な貢献をされた
陳 思乾理事長が退任し、後任には阮 允恭氏【1971-74/神戸大学大学院
/神戸RC】が来年1月から新理事長として就任することになりました。

スピーチに立った阮氏は、学友会活動への積極的な参加を呼びかけると
ともに、台湾学友会の発展に全力を尽くす決意表明を行い、会場から万雷
の拍手を受けました。

また、許國文パストガバナーの提案で検討されていた、台湾で学ぶ日本人
留学生へ奨学金を支給する構想についても陳理事長から発表があり、遅く
とも再来年の実現を目指すことが決まりました。そして、今後ますます日本
との協力関係を強化し、米山奨学事業の発展を目指すことが確認されました。
(事務局長 坂下博康)

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3.外務省の招へいで米山学友が来日
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元日本留学者を日本へ招き、現在の日本への認識と絆を深めてもらおう
とする外務省主催の企画、「元日本留学者の集い」が11月12日〜18日に
開催されました。

昭和49年に始まったこの事業には、これまで2,000人以上もの元留学生が
「集い」に参加しています。今回は南西アジアや中東を中心に24人が集ま
り、このうち2人が米山学友でした。

【イミヤ ムデヤンセラゲ・カマラ リヤナゲさん(スリランカ)】

1987-88度米山奨学生、世話クラブは東京江東RC。現在は、スリランカ
の女性にとっては極めて狭き門とされる母国の名門、ペラデニヤ大学の
学部長。“ロータリー”の名前を聞いた途端に目を輝かせ、「今の私がある
のもロータリーのおかげ」と、何度もお礼を述べる姿が印象的でした。

【フェルドーシ・ハシナさん(バングラデシュ)】

1993-95度米山奨学生、世話クラブは松本南RC。母国の日本大使館で
留学アドバイザーをつとめています。「奨学生の時にいろいろなクラブに
卓話に行けてとても楽しかったです。日本の魅力を伝える今の仕事にも
役立っています。いつか松本にもまた行きたいです」と笑顔を見せました。

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4.陶芸家の米山学友、張義明さん夢かなう ― 母国で凱旋展覧会 ―
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交通事故で瀕死の重傷を負いながらも、陶芸への情熱をばねに後遺症を
克服し、現在は和歌山県龍神村にアトリエを構える新進気鋭の陶芸家、
張 義明(ツァン・イーミン)さん【台湾/1997-99年/和歌山大学大学院/
和歌山城南RC】。

彼の活躍は、これまでにも『ロータリーの友』“よねやまだより”(2004年3月
号)や「ハイライトよねやま」でお伝えしてきましたが、その張さんから、長年
の念願であった母国・台湾で個展を開催するとの嬉しいニュースが飛び込
んできました。会場は、“陶芸の町”として有名な台北県立鶯歌陶芸博物館、
主催は台北県政府、会期は06年11月24日から07年1月14日までのおよそ
2ヶ月間という快挙です。

11月25日に開催されたオープニングセレモニーには、同じ米山学友の仲間
として、台湾米山学友会の阮 允恭 次期理事長をはじめ、11人もの学友会
メンバーが駆けつけ、張さんを激励しました。

個展のテーマは「縁・源・円」。このテーマを選んだ理由は、
「交通事故に遇った私をここまで支えてくださった日本のロータリーをはじめ
とするたくさんの方々、また、この個展を機に出会う方々との<縁>、自分
がこうして陶芸をすることができる、その原点である<源>、これらすべて
への感謝の気持ちを純白の陶の形<円>に込めました」とのこと。

会場では、少しでも陶芸を身近に感じてほしいとの思いから、実際に触れる
作品も展示。また、「今まで皆さまからいただいたご恩を、ロータリーで学ん
だ奉仕の精神で自分なりにお返ししていきたい」との思いから、博物館の協
力も得て、障害児や子供達、一般の人々を対象にボランティアで陶芸教室
も開催しています。

「これをきっかけに日本と台湾の文化芸術交流の懸け橋となるよう、引き続
き、<感じる心・感動する心・感謝する心>という三つの心で自己研鑽に努
めてまいりたいと思います」と、これからの抱負を語ってくれた張さん。
一歩一歩、夢を実現していく彼の活躍にこれからも目が離せません。


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≪事務局からのお知らせ≫ 
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◆◇◆ 確定申告用領収書について ◆◇◆

ロータリー米山記念奨学会は、「特定公益増進法人」の許可を受けています
(平成18年10月1日に更新されました)。今年1年間(1〜12月)に、5千円以上
の特別寄付をされた方は、税法上の優遇措置(寄付金控除)が受けられます。
申告用領収書は来年1月末までにクラブ経由でお送りします。

なお、来年の確定申告は、12月29日(金)までに入金されたご寄付が対象です。


◆◇◆ 年末年始の休業について ◆◇◆

米山奨学会事務局は、年末年始は12月28日(木)〜1月8日(月)の間休業
させていただきます。

来年は1月9日(火)より通常業務となりますので、よろしくお願いいたします。

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今年も1年間ありがとうございました。
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以上

※メールアドレスの変更、配信解除などのご希望がございましたら、
お手数ですが、highlight@rotary-yoneyama.or.jp宛にお知らせください。
よろしくお願い申し上げます。

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財団法人ロータリー米山記念奨学会  
事務局長 坂下博康
編集担当 野津・峯・大庭
Tel:03-3434-8681  Fax:03-3578-8281
問い合わせメール: highlight@rotary-yoneyama.or.jp
米山記念奨学会ホームページ: http://www.rotary-yoneyama.or.jp/
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