★ ハ イ ラ イ ト よ ね や ま 83号 ★ 2006年1月16日発行 |
(財)ロータリー米山記念奨学会ニュース ……………………………………………………………………………… ★ ハ イ ラ イ ト よ ね や ま 83号 ★ 2006年1月16日発行 ……………………………………………………………………………… ▼写真・グラフ入りカラー版はこちらをご覧ください(印刷用PDF版もあります) http://www.rotary-yoneyama.or.jp/r_member/highlight/highlight83.html
::今月のトピックス:: ------------------ 1.寄付金速報 ― 2007年もよろしくお願いいたします ― 2.2007-08年度ガバナーエレクト/米山奨学委員長合同セミナー開催 3.現地採用奨学金の合格者決定! 4.秋の叙勲で旭日中綬章を受章! ―韓国の米山学友―
≪事務局からのお知らせ≫ 確定申告用領収証 〜 1月末日までにお届けします 〜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1.寄付金速報 ― 2007年もよろしくお願いいたします ― ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 12月までの寄付金は、前年同期と比べて2.1%増、約1千9百万円増加し ました。普通寄付金が0.7%増、特別寄付金が2.7%増で、11月末時点の 不振を脱却し、増加へ転じました。
前年同期と比べ、300万円以上増額した地区が8地区あり、とりわけ 第2650地区【福井・滋賀・京都・奈良】は、約600万円増、第2620地区 【山梨・静岡】は約550万円増と、多大なご貢献をいただきました。
なお、12月26日付で、「2006年度下期普通寄付のお願い」を各クラブ宛 にお送りしています。普通寄付金は、全ロータリークラブからクラブを通 じてご送金いただくご寄付です。当会活動の安定的な財源となっていま すので、お早めにご納入くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2.2007-08年度ガバナーエレクト/米山奨学委員長合同セミナー開催 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 次年度の米山奨学事業のキックオフとなる2007-08年度ガバナーエレク ト/次期米山奨学委員長合同セミナーが1月11日(木)、東京・港区の新 高輪プリンスホテルで開催されました。
プログラムは、渡辺好政RI理事による基調講演で幕を開けました。講演 の中で渡辺RI理事は「これから日本ロータリーが、東アジアのロータリー のモデレーター的な役割を果たしていく上で、米山奨学事業によって育 まれた人材を活用していくことが最も有効である」との見解を示し、今後、 具体的な働きかけを始める意向を明らかにしました。ロータリーの発展・ 連携の鍵を握る人材としての米山学友の存在が、今、大きくクローズア ップされていると言えます。
午後の分科会では、次の4つのグループに分かれて、各講師による発表 とディスカッションが行われました。次年度に実践できる施策のヒントを 得てもらうことを目的とした構成に、地区間の情報交換も例年以上の盛 り上がりを見せました。
【分科会テーマ】 A.「こうして寄付増進を実現」 (講師: 田村亮夫 第2770地区PDG) B.「新しい奨学金制度の課題と展望」 (講師: 宮崎幸雄 米山記念奨学会専務理事) C.「奨学生採用への工夫」 (講師: 高木貞一郎 第2840地区PDG) D.「地区での米山奨学事業運営の基礎知識」 (講師: 関 博子 第2750地区次期米山委員長)
その後の全体会議では、分科会で出された意見の紹介や米山奨学事業 への提言などが自由に発言されました。その中でも重点的に取り組むべ き課題とされたのは、「広報」と「奨学期間終了後の学友の消息把握」です。 広報は、「ロータリー会員への内部広報を一層推進するとともに、地域社 会や一般の人々への認知度を向上させる取り組みも必要」との意見が出 されました。また、学友の消息を誰が確認するかについては、「やはり世話 クラブが主体となるべき」との声がありました。
分科会での活発な情報交換を受けて、アンケートでは、実践可能なアイデ アの提案として、「奨学生とロータリアンとの交流の創設」に取り組みたいと の声が目立ちました。「奨学生の卓話の出前を増やす」「地区大会などで、 奨学生が全員参加するイベントをつくる」「ガバナー月信に学友・奨学生の コーナーを設ける」「クラブ会員全員にカウンセラーを経験してもらう」――。 これらの“小さな約束”が、新年度にぜひ実行に移されることを期待します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 3.現地採用奨学金の合格者決定! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 現地採用奨学金の第一期生を選考するための最終面接が12月22日(金)、 ベトナム・ホーチミン市内で行われました。
6月の一次面接で選ばれた10名の候補者は、現地の日本語学校で初級 と上級に分かれて約5ヶ月の特訓を受け、この日の面接に臨みました(うち 1名は途中辞退、面接対象者は9名)。面接には、米山奨学会選考委員の 近藤雅臣氏と関場慶博氏、現地米山学友代表としてフイン・ムイ氏【タンロ ン技術学院院長】、坂下博康事務局長の4名が赴きました。初級クラスの 学生は、まだ日本語の会話が十分ではなかったものの、いずれの学生も 真剣な眼差しで日本留学の熱意を語る姿が印象的でした。今回の面接で 合格者2人が選ばれ、春から夏にかけて来日する予定です。今後、日本で の受け入れ大学が決定次第、詳細をご報告します。
また、1月8日付で、ベトナムの一般紙に2008年度採用の募集広告を掲載 しました。(事務局長 坂下博康)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 4.秋の叙勲で旭日中綬章を受章! ―韓国の米山学友― ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 平成18年秋の外国人叙勲で旭日中綬章を受章した米山学友、 金 榮作さんをご紹介します。
金 榮作(キム・ヨンジャク) 氏 【国民大学名誉教授、現代日本学会長】 (1968-71/東京大学大学院/東京葛飾RC・東京神田RC)
1941年生まれ。ソウル大学卒業後、東京大学大学院で国際政治学を学び、 修士・博士の学位を取得。国際基督教大学助教授、東京大学客員教授を 経て、国民大学に勤務。第12代国会議員。著書に『韓末ナショナリズムの 研究』(東京大学出版会、1975)、『21世紀韓日関係』(法文社、1997)等が あります。
今回の受章は、2005年の日韓友情年において国交正常化40周年記念国 際学術会議を成功させるなど、日本研究の振興および日韓の相互理解の 増進に寄与した功績によるものです。
【金 榮作さんからのメッセージ】
ロータリーの皆さま 私は日本へ留学した若き日の、試練の日々を思い出すたびに、 それを乗り越える上で大きな支えとなった皆さまのご恩に、本当に ありがたい気持ちでいっぱいになります。早いもので、あれからもう 40年近い歳月が過ぎました。その間、私個人の身上にも、また日本 と韓国の間にも様々な変化がありましたが、両国の間に友好・親善 関係がますます深められつつあることを大変嬉しく思います。 このたび、旭日中綬章の光栄を皆さまと分かち、感謝の気持ちを お伝えすると共に、また新たな心持ちで日韓両国の友好・協力と、 北東アジアの平和と繁栄のために微力を注ぎたいと思います。 どうも有難うございました。 2007年1月 金 榮 作
……………………………………………………………………………… ≪事務局からのお知らせ≫ ……………………………………………………………………………… ◆◇◆ 確定申告用領収証 〜 1月末日までにお届けします 〜 ◆◇◆
1年間(1〜12月)で5,000円以上の特別寄付をされた方には、1月末日 までに(確定申告に間に合うように)申告用の領収証と認可証の写しを 各ロータリークラブ宛に送付します。
============================================================ 今年もよろしくお願いいたします。 ============================================================
以上
……………………………………………………………………………… 財団法人ロータリー米山記念奨学会 事務局長 坂下博康 編集担当 野津・峯・大庭 Tel:03-3434-8681 Fax:03-3578-8281 問い合わせメール: highlight@rotary-yoneyama.or.jp 米山記念奨学会ホームページ: http://www.rotary-yoneyama.or.jp/ ………………………………………………………………………………
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