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★ ハ イ ラ イ ト よ ね や ま 90号 ★    2007年8月13日発行

今月のトピックスは・・・

  • 2008学年度の指定校が決定!
  • ちょっと新しくなった『豆辞典』が登場します
  • 好評の『米山学友の群像』第2号発行

などのニュースがあります。

▼写真・グラフ入りカラー版はこちらをご覧ください。 (印刷用PDF版もあります)
http://www.rotary-yoneyama.or.jp/r_member/highlight/highlight90.html

(財)ロータリー米山記念奨学会ニュース
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★ ハ イ ラ イ ト よ ね や ま 90号 ★    2007年8月13日発行
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::今月のトピックス:: 

  1. 寄付金速報― 2007年度の予算、14億5千万円を目指して ―
  2. 2008学年度の指定校が決定!―
  3. ちょっと新しくなった『豆辞典』が登場します
  4. お待たせしました!好評の『米山学友の群像』第2号発行
  5. ネパールに識字教育のNGOを立ち上げ【米山学友ラジブ・シュレスタさん】
<お知らせ> 財団設立40周年記念切手は完売しました!

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1.寄付金速報― 2007年度の予算、14億5千万円を目指して ―
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2007年度最初の月である7月の寄付金は約2億2千万円でした。 前年度に比べて6.6%減、約1千5百万円の減少です。 普通寄付金が5.2%減、特別寄付金が10.4%減と、やや厳しい 滑り出しとなりました。
とはいえ、2年前、9年ぶりに前年度実績を上回った2005年度も、 今回と同じ約2億2千万円でスタートし、 年度末には14億6千万円を達成しましたので、今年度も 次月以降が期待されます。
今年度の予算目標は前年と同じ、14億5千万円です。
今後も、日本のロータリーが誇りとする米山奨学事業発展の ため、何卒ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

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2.2008学年度の指定校が決定!
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来年4月採用の指定校が、各地区米山奨学委員会からの報告 により決定しました。
2008学年度の指定校は407校(前年度399校)で、被推薦者数 は全国で1,623人。今後、12月から来年1月末にかけて各地区で 選考試験が実施され、新規採用593人(6月現在)が合格します。
今回、地区奨励奨学金を導入した地区は6地区(前年度4地区) で、5校が新しく指定校に加わりました。
また、今年は、高等専門学校専攻科(大学学部3〜4年に相当)を指定校とした地区はありませんでした。
大学側へ提示する「(被推薦者の)選考の目安」を明記した地区は26地区。多く挙げられたのは、
「日本語運用能力」(15地区)などですが、このほか、 地区の方針を打ち出した好例として「水保全、識字率の低い 地方での教育者を目指す学生を」(第2710地区)という提示 もありました。

<地区奨励奨学金
導入地区(6地区)
2550地区:アジア学院
2600地区:清泉女学院短大
2620地区:日本航空大学校、静岡工科自動車大学校、
オイスカ開発教育専門学校
2660地区:日本学生支援機構大阪日本語教育センター
2680地区:神戸YMCA学院専門学校、(財)PHD協会
2710地区:広島YMCA学園
<高専専攻科指定地区>
該当なし
<地区を越えた指定校>
2570地区→2770地区の埼玉大学を指定
※指定校は8月14日に当会HPで発表します
   →  http://www.rotary-yoneyama.or.jp/

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3.ちょっと新しくなった『豆辞典』が登場します
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毎年好評をいただいている米山月間資料、『米山奨学事業・豆辞典』を今年も発行します。
今年は、これまでよりも縦長サイズにリニューアルして登場します。この『豆辞典』には、米山奨学会の財政や、

いただいた寄付金の使途、新しくなった表彰制度や 米山学友の情報が掲載されています。
持ち運びに便利なポケットサイズの『豆辞典』は、会員の皆さまへの理解促進に必ず役立ちます。

10月の米山月間にはぜひお使いください。
※9月中旬に全ロータリークラブへ送付します

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4.お待たせしました!好評の『米山学友の群像』   第2号発行
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巣立った米山奨学生たちが、現在どのような活躍をしているのか、ロータリーで体験したことが、その後の人生に どのような影響を与えたのか――。
2005年に第1号を発行し、地区やクラブで好評を得た冊子米山学友の群像』の第2号を9月中旬に発行します。
今回は、叙勲や表彰を受けた学友、著作を発行した学友など、さらに多くの米山学友の多彩な活躍ぶりをご紹介します。

地区における研修や米山奨学事業の理解促進にぜひお役立てください。
本冊子は9月中旬に「米山月間用資料」として、全クラブに1冊ずつ送付いたします。
ご希望があれば追加でお送りしますので、米山事務局までご連絡ください。

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5.ネパールに識字教育のNGOを立ち上げ【米山学友ラジブ・シュレスタさん】
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国際ロータリー(RI)が重点テーマとして掲げる「水保全識字」。これらの課題を抱える母国出身の米山奨学生・学友 には、自らが中心となって母国支援のためのNGO(非政府組織)を立ち上げる人も少なくありません。
今回は、その中の一人、ネパールで識字学級運営支援活動を展開する米山学友、ラジブ・シュレスタさん(ネパール /2004-05年/千葉大学大学院/千葉幕張RC)をご紹介します。

現在、千葉大学大学院の博士課程に在学中のラジブさんは、国際協力の勉強をするために、9年前に来日。
秀明大学から千葉大学大学院へ進み、NGO活動をテーマに研究を進めるとともに、母国ネパールの教育支援を実現する ため、2005年6月にNGO「ネパール教育医療文化協会」(ネペムコ)を立ち上げました。
ネペムコは、ネパール国内の2ヶ所で識字学級運営を支援し、すでに40人の成人に識字教育の機会を提供しています。

「親の意識が変われば、子どもたちの就学を促進することができる。だからこそ、識字教育では成人、特に母親への 教育支援が重要」と、ラジブさんは言います。
多くの場所から識字学級支援の依頼が集まることから、現在2ヶ所の識字学級を3ヶ所に拡大すること、そして、 子ども達への直接の就学支援となる奨学金基金を設立することが、ラジブさんの当面の目標です。

ネペムコの活動に興味がある方は、ラジブ・シュレスタさん宛てにご連絡ください。
*ネペムコ・ホームページ: http://www.nepemco-jp.org
*連絡先Eメール: rajeebshresthajp@yahoo.co.jp

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┃財団設立40周年記念オリジナル切手シートは、
┃8月3日をもちまして完売となりました。  
┃ご注文ありがとうございました。      
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