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★ ハ イ ラ イ ト よ ね や ま 92号 ★    2007年10月12日発行

今月のトピックスは・・・

  • 寄付金速報 ― 10月は米山月間です ―
  • 日韓親善会議で米山奨学生がスピーチ【第2750地区 金静希さん】
  • GETSで米山奨学生・学友が母国への思いあふれるスピーチ
  • 米山奨学生が「二科賞」を受賞!【第2750地区 キムキョンミンさん】
  • ● 10月は米山月間 ● 『ロータリーの友』よねやまだよりは新旧理事長特別対談

などのニュースがあります。

▼写真・グラフ入りカラー版はこちらをご覧ください。 (印刷用PDF版もあります)
http://www.rotary-yoneyama.or.jp/r_member/highlight/highlight92.html

(財)ロータリー米山記念奨学会ニュース
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ハ イ ラ イ ト よ ね や ま 92号 ★    2007年10月12日発行
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::今月のトピックス:: 

  1. 寄付金速報 ― 10月は米山月間です ―
  2. 日韓親善会議で米山奨学生がスピーチ【第2750地区 金静希さん】
  3. GETSで米山奨学生・学友が母国への思いあふれるスピーチ
  4. 米山奨学生が「二科賞」を受賞!【第2750地区 キムキョンミンさん】
  5. ● 10月は米山月間 ● 『ロータリーの友』よねやまだよりは新旧理事長特別対談

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1.寄付金速報 ― 10月は米山月間です ―
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9月までの寄付金は、前年同期に比べて4.6%減、約1千7百万円の減少です。
普通寄付金が2.5%減、特別寄付金が7.2%減と、8月末(3.3%・1千万円減少)に比べると減少幅が広がりました。
 10月は米山月間です。10月から12月までの3カ月間は、1年間の特別寄付金の約半分をご送金いただいている重要な時期です。
米山奨学事業に関わる皆様には、引き続き卓話などで当会事業に対するロータリークラブ会員のご理解を深めていただきますよう、広報活動へのご協力をよろしくお願い申し上げます。

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2.日韓親善会議で米山奨学生がスピーチ【第2750地区 金静希さん】
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第9回ロータリー日韓親善会議が9月7日〜8日の2日間、青森市内のホテルで開催されました。
台風の影響で交通機関が大きく乱れるなか、韓国から100人、日本から500人、計600人ものロータリアンが参加。この第2日目のプログラムで、米山奨学生の金静希(キムジョンヒ)さん(東京大学大学院/東京日本橋RC)がスピーチを行いました。
同会議主催者からの要請で、急遽韓国語でのスピーチを依頼されたため、同行した関博子氏(第2750地区米山奨学委員長)が同時通訳ブースに入り、スピーチに合わせて日本語原稿を朗読する形式となりました。
自らの生い立ちを振り返り、「身を削って奉仕活動をするロータリアンの生き方を、亡き祖父母の姿に重ね合わせて見ている」と話した金さん。
 近年の日韓関係に触れながら、「自分がそうであるように、他人もまた良い部分も悪い部分も併せもった弱い存在であると認識できるなら、乗り越えられない紛争はなく、受け入れられない他人はいない」と結び、会場から万雷の拍手を受けました。
日本のロータリアンたちは、「涙が出て、反省させられた」「真摯な生き方に感動した」と口々に語り、壇上から降りた金さんを日韓両国のロータリアンたちが取り囲んで、惜しみない賛辞を贈りました。このスピーチは大きな反響を呼びました。原稿の全文は下記に掲載されていますので、ぜひご覧ください。
▼第2750地区米山奨学委員会ホームページ   http://www.2750yoneyama.jp/nikkan.html

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3.GETSで米山奨学生・学友が母国への思いあふれるスピーチ
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「母国スリランカで日本語学校を設立し、奨学金制度も備えて、日本語学習の機会を広く提供したい」。
第2570地区の米山奨学生、ジャヤトリー・ターラカー・ビジェーラトナさん(城西大学/坂戸RC)は、大きな瞳を輝かせて、将来の夢をそう語りました。
また、母国ネパールで識字教育を展開するNGOを設立した 米山学友のラジブ・シュレスタさん(ハイライトよねやま90号で紹介)は、「進路に混乱して、個人中心の生活を選ぼうとしていた私に、もう一度社会のために役立ちたいという気持ちを取り戻させてくれたのは、ロータリーとの出合いでした」と、米山奨学生となった意義を振り返りました。
 2007年9月16日〜17日にかけて行われたGETS(ガバナーエレクト研修セミナー)の配偶者プログラムで、米山奨学生・学友を代表して、上述の2人が母国への思いにあふれた卓話を実施。関場慶博RI研修リーダーの親しみ深い司会のおかげで、終始なごやかな雰囲気の中、2人の卓話には参加者から惜しみない拍手が送られ、終了後は、2人を囲む談笑の輪ができました。
 このように、GETSの配偶者プログラムで“米山学友・奨学生の卓話”が設けられたのは、昨年に続いて2度目のこと。
また、ガバナーエレクト対象の本プログラムでも、今年初めて米山奨学事業を紹介する時間が設けられました。

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4.米山奨学生が「二科賞」を受賞!【第2750地区 キムキョンミンさん】  
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第92回二科展が9月5日〜17日にかけて東京六本木の国立新美術館で開催されました。
今年は全体で約23,000点の応募があり、うち2,053点が入選、受賞作品は157点でした。
今年から審査基準が厳正化し、例年よりも入選作品が少ないなか、彫刻部の最優秀作として二科賞に輝いたのが現役米山奨学生・キムキョンミンさん(韓国/多摩美術大学大学院/東京多摩グリーンRC)の作品でした。
野外展示場でひときわ目をひくステンレススチールの大作。『大地の気運』と名付けられたこの作品は、未来の怪物のようにも見えますが、近づいて観察すると、鹿の頭部が逆さに配置され、角が地面に向かってどっしりと根を張っているような力強さを感じる作品です。
金さんは、「ここ数年、彫刻部の二科賞は該当作品がなかったので信じられない気持ちです。
タイトルを『大地の気運』としたのは、生き物は皆大地から生まれるということと、円板の凹凸を人生の波にたとえ、作品の下に入った鑑賞者、風景、そして幸せをもたらす鹿の頭部が一緒に映り変化し、その人生を守る、という意味からです。
鹿の頭が下に向いていますが、作品の下に入って見上げると、円板に映されて上を向いてるように見える面白さを考えました」と、喜びを語ってくれました。

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┃10月は米山月間 ― 米山月間特集のご案内 ― 
┃今月号の『ロータリーの友』“よねやまだより”は新旧理事長対談です 
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財団設立40周年を迎えた今年は、『ロータリーの友』の米山月間特集も拡大!特別対談として、今年の8月に交代となった島津久厚前理事長と板橋敏雄新理事長に、「これまでの“よねやま”」と「これからの“よねやま”」を語っていただきました。
このほか、米山奨学事業の歴史を振り返る年表や各種データ、2006年度の地区別寄付額などを3ページにわたって掲載しています。ぜひご一読ください。
(『ロータリーの友』10月号 横組みp17〜23) 
                      以上

※メールアドレスの変更、配信解除などのご希望がございましたら、お手数ですが、highlight@rotary-yoneyama.or.jp宛にお知らせください。よろしくお願い申し上げます。 
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財団法人ロータリー米山記念奨学会   
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