2006年6月に設楽会長がエレクトとして理事会に提出した提案文書
成田RCのCLPのはじめに 平成18年6月2日 会長エレクト 設楽 正行 2004年に100周年を迎えたロ−タリ−運動が少し、曲がり角に差し掛かったようにいわれ始めてから数年が過ぎております。会員の減少傾向が端的な現れといえましょう。先般、当クラブの45周年に講演いただいた佐藤千寿先生の言葉にどのような組織も発展存続するのは人間の寿命と同じくらいです。ロ−タリ−も例外でなく次なる100年は衰退の100年かも知れないといわれました。どのような組織も無限に発展拡大するものではなくいつか頭打ちになることは自明の理であります。 ロータリ−の存在意義が無くなってきたから減少し始めたと言う事ではないと思いますが、一度立ち止まって運動のやり方や組織のあり方など十分考えてみる必要があるのではないかということで、本年のRI会長ステンハマ−氏が1921年に提唱された 超我の奉仕 を再度提唱され原点に返ってロ−タリ−を見直そうとしました。 そのような中、一部会員から当クラブの会員が増えないのはなぜか。会員相互が本当に知りあっているのか。奉仕活動に喜びを感じているのか。50人の一体感が感じられない。委員長のみ活動しているのではないか。今後、周辺との合併などで人口が増えていく中、伝統あるクラブだからといって楽しくなければ会員は増えないなど様々な閉塞感を感じていることを知りました。これらすべては一朝一夕に解決できることではありませんが、このような不満、不安をそのままに手をこまねいていては衰退の一途をたどるであろうことは明らかです。 そのような時、CLP(クラブリ−ダ−シッププラン)なるRIの推奨する組織があることを知りました。これは効果的なクラブとなるための活動計画の指標であり以下の4ツの要素としてまとめられています。 1・会員の基盤を維持増強する。 2・成果のある奉仕プロジェクトを実施する。 3・ロータリー財団を支援する。 4・クラブ指導者を育成する。 これらを基本に各クラブが主体性を持ってそれぞれに応じて組織を立ち上げていき、地域社会にとって真に有効な奉仕を行い、また会員にとって楽しく、会員全員が同じ汗を流し心を共有するなどに効果的であると思っています。 2790地区でこのCLPを立ち上げたクラブはまだありませんが私はこの組織の変更を推し進めることによりクラブの活性化が行われると思っています。 そのため、私の年度半ばまでに組織、細則などを作り上げ次年度に選択していただく所存です。そのため本理事会において研究委員会の立ち上げをお願いする次第です
以上の文書を含む成田ロータリークラブのCLPについての資料は以下に掲載いたしました。 ご参照ください。
1.成田ロータリークラブのCLP (pdf) 2.2840地区クラブ活力テスト (pdf) 3.2840地区「クラブ活力テスト」活用の手引き(pdf) 4.2840地区「クラブ活力テスト」採点評価表(pdf) 5.会員満足度アンケート(pdf)
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