[Return] 2006年8月 公式訪問日記
柏南RC 8月1日(火)
曇り 5月の陽気である。作物の出来や夏の商いが心配だ。
渡邊ガバナー補佐がホテルまで来てくれる。麗澤大学内の広池学園れいたくキャンパスプラザが例会場である。15万坪の敷地に樹木が生い茂り、庭園あり、9ホールのゴルフ・リンクスがある。ピアノ演奏が静かに流れている最高の環境だ。日本一の例会場である。山崎会長、小高幹事、戸部エレクト、服部副幹事、渡邊AG、中村AG幹事と懇談。
こよなくロータリーを愛していた小暮会員に黙祷を捧げる。何故か卓話に締まりがなかった。「改めて魅力あるロータリーを考える」として、「本当のロータリー活動とは」「現状の把握」「その対策(退会防止と会員増強)」と3つのステージに分けて協議する。入会歴の有無に関わらず殆どの会員からクラブの問題点を洗い出した意見や対策を発表する。経験から本音で話す内容は傾聴に値するものだ。これは当地区が直面している問題でもある。和やかな中にロータリーの本質が討議されている。会長、幹事さんの見事な設問と進行に感心。素晴らしいクラブの面々だ。
印西RC 8月2日(水)
曇り 昨日同様最高気温25℃涼しい
成田駅にて樋渡ガバナー補佐と合流、木下駅にて大村会長の送迎を受け、感謝する。利根川による水上交通の物資輸送路として、又水陸交通の要衝で旅人を乗せた木下茶舟の発着所として繁栄した町だ。千葉市に福田電子アリーナと命名したサッカースタジアムがある。その福田電子の創設者福田孝太郎氏の像がある。ご当地の出身という。瀟洒な文化会館にて樋渡AG、大村会長、堀江幹事、角来エレクト、大野副会長と懇談。発展が著しい千葉ニュータウンをなかなか取り込めないでいるのが残念である。知恵を出せばその壁を取り除く手立てはあると思う。ニュータウン地域を如何に取り込むかが課題である。本音で吐露し合う協議会は見事に一つの方向性を見出していく。会員数13名のRACを提唱している。歴史ある印西RCの奮闘に期待したい。
佐倉RC 8月3日(木)
晴れ やっと夏が来た。
音楽家の成島ガバナー補佐、行動力と知恵を出す五十嵐会長、吉田幹事、超一流ゴルフ・プレイヤーである中島エレクトと懇談。ここ8年で会員数は7割弱減じた。ピンチをチャンスに転じようとする会長の意気込みに感動。会員増強に工夫を凝らす。45分間の卓話は、国際協議会の内容から四つのテストの効果、ロータリーの実践哲学、何故手続要覧があるのかにまで及ぶ。協議会の課題を「35周年行事・式典・植樹」「原点回帰、ロータリーを学び直す」「NPOとの取組み」として、ここでも本音での意見の交換があった。特にベテラン会員からの見直し、反省、今後の方向性の意見に頷くこと多い。会員の増強が急務。唯一のチャーターメンバー田中会員がメモをとっている姿に感銘する。五十嵐会長の和を以って一丸となり、この難局を乗り切ろうという呼びかけに、わが身を重ねる思いだ。成功を祈る。

白井RC 8月7日(月)
晴れ 台風7、8、9号日本列島をねらう
横山会長は市原市に在住している。例会場(船橋カントリークラブ)への送迎を受けるが、この炎天下では有難い。
樋渡ガバナー補佐、風格ある横山会長、風間幹事、ローターアクト出身の伊藤エレクトと懇談。送迎の車中から会長と懇談しているのでクラブの現況を良く把握できる。例会の在るべき姿、出席のこと、会員の退会を防ぐ手立て、増強に話題が及ぶ。クラブ全員が共に汗を流す奉仕活動と少人数による会合の効果を話し合う。ブリンバークセントラルRC(豪)との姉妹関係を活用しての中学生交換(約40名)を12年間継続している。市内在住外国人よるミニサッカー試合を行い、スポーツによる交流を図り成果を挙げている。
今は21名の会員だが、一つ目的にクラブが結集(決意)すれば、増強が実現される潜在能力を備えている。横山会長のリーダーシップに期待する。帰りも会長と会の運営について話す。
大多喜RC 8月8日(火)
雨 台風7号の影響による強い雨
例会場である大多喜城CCへ千葉地区幹事より送迎を受ける。連日、ロータリアンのご厚意に甘えている。ゴルフ場の例会場はミーティングする部屋が多い。
菅井ガバナー補佐、高師会長、菰田幹事と懇談。やはり会員増強と退会防止の話。人口2万の地域で23名の会員、平均年齢43.7歳。会長自ら率先して新会員を獲得、入会式を行う。増強のために定款細則を少し緩和する方法論もでたが、緩和することが逆に作用することから、愚直に細則を守ることが肝心であることを説いた。
ロータリーの手続要覧には歴史的背景があることを例会で述べる。協議会では流石に歴史ある(43年)クラブだ。入会歴の深い堀田さん、浅野さん、宍倉さん、三浦さんの提言は傾聴に値する。また既に4回の炉辺談話を実践していた。忌憚のない意見の交換に会長の懸念する例会の規則を緩めることはなさそうだ。飾り気のない話し合いの大切さを感じ取ったようだ。再訪したいクラブである。会員数が少なくても内容の充実したクラブであることを願う。
市川南RC 8月9日(水)
雨 台風7号房総半島太平洋岸沿いに北上
電車の遅れを予測して早目に出る。10時前に例会場に着く。吉岡ガバナー補佐、藤原会長、松倉幹事、森川副会長、本字副幹事と懇談、今年度30周年になるので会員数20名から30名の会員増を目指す。会員減により新規奉仕活動の資金に苦慮している。
組織にCLPの導入を話す。今月訪問する各クラブの予算は実に厳しい。地区の諸活動の見直しとそれに見合う地区予算の縮小を再検討する要あり。伸びた枝葉を剪定して、根っ子に客土を施さねばならない。現況では各クラブの声に耳を傾けるだけしか出来ないのが辛い。市川南RCは行徳が主な地域である。神輿、あさり、海苔、御料場で有名。協議会ではやはり熱心に本音で話し合いが出来た。古参会員の経験からにじみ出る話、R財団、米山奨学生の選考など建設的な意見など参考になること多い。地区委員会にこの意向を伝えたい。当たり前だが、みな真剣である。
30周年を転機に市川南RCの再構築を願う。同じことが2790地区自身にも言える。
上総RC 8月10日(木)
晴れ 台風一過 強烈な日差し
房総半島のほぼ中央に位置し、久留里城(別名;雨城)の城下町。昔ながらの自噴井戸が点在する。“生きた水の里 久留里”の山徳旅館を例会場にしている。神事から駆けつけて来た白熊ガバナー補佐は白装束、格好いい。田中嘉博会長、沖津幹事、蓮波エレクト、田中伸之助副会長と懇談。上総、清和、小糸の一部がテリトリー、人口約2万の地域で会員数23名。創立45年目のクラブ、R財団や米山奨学会に対する理解が深く、クラブ、個人ともに多くの実績を挙げている。なかでも榎本平男会員は、R財団大口寄付者で、35年間100%出席者である。93歳ながら矍鑠と委員長を務める宮野会員。お二人に深く敬意を表す。
3時間に及ぶ協議会で分った事は特技を備えた会員が多く、クラブを面白く構成している。イギリス生活10年の田中久雄会員は、6年前にイギリス田園風景と共通するものを久留里に見出し、移住したという。ロータリーに入会して率先してコミュニティに新風を吹き込んでいる。上総RC活性化の原動力にもなっている。各クラブの課題である移住者との交流方法の模範的な例だ。上総RCの今後の変化が楽しみだ。
八千代RC 8月18日(金)
晴れ 猛暑 台風10号宮崎県から福岡県へゆっくり北上。豪雨による土砂災害をもたらす。
京成から東葉高速鉄道を乗り継ぎ八千代緑ヶ丘に到着。八千代中央から新しいマンションが林立している。人口が急増していると思う。暑い中を成島ガバナー補佐、会長、幹事の出迎えを受ける。数分のところにゴルフ練習場があり、そこのレストランが例会場である。成島AG、渡辺会長、齋藤敏夫幹事、及川エレクト、浅野副幹事と懇談、R財団、米山功労者に多くに実績を挙げている。交換学生の実績も多い。会員数55名、本年度5月に創立40周年事業行うと言う。特筆すべきは「プロジェトY 」なる事業がある。社会福祉法人「実りの会」で栽培したバラの実や花びらを商品化し、その販路開拓と障害者の就労を支援している。
地区職業奉仕委員会でご指導を頂いた故鈴木憲輔先生と、内田様は当クラブの会員である。協議会では内田会員が職業奉仕に触れ、ロータリーは実践哲学を学ぶことや親睦の大切さを話された。ロータリー哲学をどのように実践に移すかが問題で、職業倫理を背負っていくのがロータリアンであると説いた。81歳である。発展を続けている都市部のクラブは勢いがある。その時にこそ、クラブの諸手続やロータリーの歴史からロータリーの思想を学び合うことが大切であると思った。
市川シビックRC 8月21日(月)
晴れ 厳しい残暑
地区職業奉仕委員になり、初めての卓話が市川シビックRCだった。吉岡ガバナー補佐、歯に衣を着せぬ越永会長、山口幹事、理路整然とした話しをされる塚本副会長、金子副幹事と懇談。会長を除いてJCの出身である。会員数40名で前年度に創立十五周年を行った。夜の例会のため、最初からクラブ協議会に入ったのに驚く、一通り終わり、例会に入る。卓話は積み残した協議会の延長の卓話になる。クラブ協議会は公式訪問の神髄であるとビチャイ・ラタクルさんが言っていることを実感する。協議会後の卓話はロータリーの存在価値について話す。その後食事。質疑の時間が欲しかった。皆さん真剣に協議していただき。勉強になった。創立16年目のクラブだが活動は炉辺会談を通じてさらに活発になりそうだ。
多古RC 8月22日(火)
晴れ 
東金街道から多古に入る。久し振りに鎌形さん、郡司さんと会う。お元気だ。8分区の高橋ガバナー補佐、兼松会長、瓜生幹事、山崎エレクト、富永会計と懇談。多古町人口17,100人に21名の会員数、事務局員なし。会計処理のモデルを希望している。一考する余地あり。
兼松会長のRI、R財団に対する不信感、WCSなど上から押さえつけるような寄付の要請、「友」には小さなクラブの活動が取上げられない。書類が多すぎる。ガバナーはパストガバナーに使われるようになるから、地区事務所の固定化は全く反対である。忌憚のない懇談となる、情報不足と、風評よるところが多い。しかし傾聴すべき点もある。会長未経験者は6名しかいないが、永島会員のアイデアと実行力、郡司会員のロータリーに対する真摯な態度に40年を迎えるクラブの歴史を感じた。
一人ひとりがロータリアンとして誇りを持ち「輝やかしい活動をしよう」、「家族と共に記念行事を祝おう」、「有効な炉辺会合を盛んにしよう」と会長からの呼びかけに、会員こぞって賛同する。クラブの前途に明るさが見える。本音で話す協議会の効果はすごい効果がある。R財団と青少年交換の応募資格を間違える失態をしでかす。
習志野RC 8月23日(水)
晴れ 残暑厳しい
習志野商工会議所にて成島ガバナー補佐、石井会長、白鳥幹事、鳥飼エレクトと懇談。白鳥幹事が個人として小学生を対象とした手打ち蕎麦は好評を博したこと。中学生の出前講座に話が及ぶ。CLPへの関心度も高い。1年後にCLPの組織が出来るかもしれない。地区大会でCLPのパネルディスカッションを行うことを伝える、マニラのワリンワリンRC(女性だけの会員)と友好関係にありWCS活動を展開している。また「花の実園」への支援もユニークである。障害者の作る製品の販売、就労の手助けをしている。
例会前に故三橋会員に黙祷をささげる。会員数の減少に歯止めがかかり、今後は増員が期待できる。クラブ協議会が始まった時、渡邊PGが席に着いた。驚いた。法廷が早く終わったので急いで来たと言う。先輩の温情に感謝。またクラブ協議会も楽しく進行した。
習志野中央RC 8月23日(水)
習志野商工会議所にそのまま9時間半居座ったことになる。外の天候は全く分らない。
習志野中央RCは21年目のクラブだ。習志野市の人口が163,000人、習志野クラブの41名と合わせると75名となる。成島ガバナー補佐、清水会長、池田幹事、高橋エレクトと懇談、フィリッピン・セブ・フェンテRCと友好クラブである。1992年にタンク式消防車を寄付して以来、現地クラブを通じて文具や援助資金を提供している。WCSの活動は活発である。
クラブ協議会では活発な話の中に3〜5名の増員は既に完了したので目標を40名に設定し直すことにしたと市議会議長の宮本増強委員長は強く宣言した。現在37名である。池田幹事の増強熱心な行動が全会員を動かした。家族を取込んでの退会防止にも努めようと呼びかけている。塩田会員から習志野RCでの写真を頂く。名門習志野高校の野球選手だった池田幹事が自宅まで送ってくれた。皆さんのご厚情に感激する。お互いに力を尽くすことを誓う。
佐倉西RC 8月24日(木)
晴れ 記録的な残暑が続いている。
元F1レーサーである成島ガバナー補佐、松原会長、重厚な岡野幹事の出迎えを受ける。野崎副会長が加わり懇談。19名の会員数。現在ニュージーランドに交換学生を派遣している。地区委員会の手続きが後手に廻り、現地の公使に手続を依頼したという。地区委員会に確かめることにする。過去中学生の情操教育の一環として愛のミニコンサート4回行っている。少人数ながらロータリーの基本的な活動をしているが、委員会数が多く、一人何役もこなしている。CLPの基本を話し、関心を持っていただく。野崎クラブ奉仕委員長が、会員全員が参画する委員会活動をして、親睦やプログラムなどに工夫を凝らすという。
佐倉RCと合同例会を4回開催し、パストガバナーの卓話を予定している。クラブ全体に連帯感が薄れているようなのでクラブで地域の社会奉仕活動をすることを薦める。またCLPを導入してクラブに活性化をもたらすことだ。橋岡会員は能楽橋岡会の代表で松原会長と山川会員の師匠でもある。佐倉クラブと共に頑張ってください。
成田RC 8月25日(金)
晴れ 比較的涼しい
成田駅に出迎えを受ける。設楽会長、秋葉幹事、小川第一副会長、石橋クラブ奉仕委員長と昼食をご馳走になりながら雑談。その後、懇談に入る。会員数50名に今日2名入会した。7/1地区会員数は2,990名に落ち込んだ。しかし、新会員の入会式に8人ぐらい立ち会ったことからすれば、かなりの回復が見込まれる。
懇談では各クラブがCLPを採用すると、地区も形だけのDLPでなく本格的に取り組み、組織、委員会構成、人数、予算など根本的に改善しなければならない。その準備に入るためにも成田クラブのCLP採用を観察したい。地区の会計システムの改善にもDLPと共に数年かけて実現を図るべきだ。
大口R財団寄付者レベル3の平山PGやポールハリスの「ロータリーへの道」を翻訳された柴田 實会員などと行動力ある中間層の会員とが上手く解け合っているように見える。
圧巻なのは、CLPを採用すると決めてからの手順は見事なものだ。CLPの必要性をしっかり認識して7名の会員が十数回にわたって会合を開き、その都度インターネットから必要と思われる部分を引き出し、検討している。会員満足度のアンケートをとり、それに基づいて現行の委員会をCLPプランに当てはめたクラブ委員会案、理事・役員構成案、委員会構成案を作成している。またクラブの細則改正案まである。このエネルギーは相当なものだ。次年度には素晴らしいCLPを採用した成田RCが実現するであろう。成田RCをモデルとして地区内クラブにCLPの採用が燎原の火の如く広がることを望む。文化の発信地でもある成田、ロータリーの発信地でもある成田、これからの各クラブの牽引役をして頂きたい。地区ものんびりしていられない。勉強させてもらった。
船橋RC 8月29日(火)
晴れ 真夏日が戻る。
船橋RC訪問前に、千葉西RC初代会長である大塚恵章様を大日寺に弔問する。
堀井ガバナー補佐、人見会長、木村幹事、森嶋エレクト(森島PGのご長男)、佐原副幹事と懇談。船橋市は人口56万人、RC数は5クラブで会員総数166人、平均33.2名である。組織および奉仕活動に見合う資金の捻出に苦慮している。しかし、今まで数々の奉仕活動の実績を挙げている船橋RCは、昨年創立50周年記念事業として、ASAC(NPO)を介してカンボジヤに学校を寄贈している。CLPに関心を持つように成田クラブの例を出して説明をする。
卓話は15分では、さわりしか話せない。協議会では「クラブの魅力づくりと活性化」を協議することになっていたのに、殆どそれに触れていない。CLPについての見解があっただけだ。会長の意図することが浸透していないのが残念であった。歴史あるクラブだけに会員の皆様ともっと対話を交わしたかった。
八街RC 8月30日(水)
曇りのち小雨
落花生の産地で有名な八街の駅に樋渡ガバナー補佐(ホームクラブ)、塩野谷会長、槍木幹事の出迎えを受け恐縮する。丸本エレクト、萬来復幹事を交え懇談、次年度インターアクト年次大会のホストクラブである。アクターが8名であることが少し気懸りだ。八街は私設消防団のポンプ操法全国大会に優勝している。アクターにきびきびしたポンプ操法を見学させる案に賛成だ。IACのある千葉黎明高校には電気自動車がある。その利用も出来る。会員数はピーク時の80名から41名になった。会員増強を図ることと同時にクラブの活性化を図ることが肝心。CLPの推進を薦める。関心度高い。同じ分区内の成田RCのCLP採用に注目することになる。
前年度40周年事業として駅西口に素晴らしいデザインのピーナッツのモニュメント(200万)を寄贈している。詩人である白鳥省吾さんの詩が刻んである。温厚な雰囲気が漂う塩野谷会長は、会員減少に対応した予算、組織を根本から見直ししなければならないことと、地域の馴染の薄いロータリーはもっと一般に浸透を図ることとだ。入会したいというロータリーになるための方策を見出そうと呼びかけた。ロータリー存続の本質を捉えての挨拶に共鳴する。CLP採用後のクラブの発展に期待すること多い。
地域でクラブによる社会奉仕活動を行うことは、ロータリー・クラブの認知度とクラブ内の連帯感を高めることになる、一石二鳥である。
鎌ヶ谷RC 8月31日(木)
晴れ 強い日差し
梨の産地、鎌ケ谷駅に実直そうな中村会長が来ていた。例会場(鎌ケ谷CC)に直行せず、3本の路線が交差する新鎌ケ谷駅周辺の開発状況を案内してくれた。開発による町・村社会の破壊が行われることを危惧する。青少年事件の多発、地域社会の崩壊、Rtnの減少等々の遠因である。
堀井ガバナー補佐、柏崎幹事、徳永エレクト(女性)、松原副幹事と懇談。やはり平均年齢の上昇、会員減少から来る財政の支障が問題である。しかし、鎌ケ谷RCのR財団に対する理解は深く、貢献度が高い。先日開催の地区セミナーでのR財団奨学生によるスピーチに感動したという。やはり体験談が人の心を動かす。
既にリストアップしていて純増3名を掲げている。後はクラブで総力を挙げて取りかかる。CLPの推奨だが、徳永エレクトの関心度は非常に高く、地区大会でのCLPパネルディスカッションを説明する。また、CLPを採用する際のプロセスの大事さについて言及する。メール配信を完成したという。やれば出来る。その実行力にCLP実施が期待できる
市民夏祭りに、紫のハッピを着て子供向けの売店を開いてその売り上げを社会福祉機関に寄進している。家族を交えての親睦活動は活発だ。中村会長自ら市川RC例会場まで送っていただく。感謝。
市川RC 8月31日(木)
吉岡ガバナー補佐のホームクラブ訪問。第54代の佐藤会長、加藤幹事、水野副会長、増田副幹事と懇談。出席率100%を継続していること、ニコニコの額(5万円/人/年)が多いことは、当地区では筆頭である。クラブの風土とはいえ、会員の自覚は見事である。53年間の歴史と伝統が脈々と流れている。水野副会長のCLP導入意欲は強い。地区大会のパネルディスカッションのこと、成田クラブの取り組み方を知らせる。前向きに率先しようという人との対話は楽しい。一日二回の公式訪問も疲れを感じない。地区の年初会員総数が3千名を割ったこと、30名以下のクラブが30クラブ、1クラブ平均36名という現状に更なる危機感を持つこと、未だにガバナーエレクト、ノミニーが存在していないことなど憂慮すべきことが多い。小手先の繕いだけでは駄目だ。本質的な解決をする手立てについて話合うことが肝心だ。各クラブがCLPに関心を示していただき、CLP推進を機会に澎湃として各クラブから改善の要望が起こることを期待したい。
協議会では的を射た質問があった。「難解な言葉を連ねても世間に通用しない。どうしたらいいか」、「私達Rtnは、人のお役に立つために、社会をより良くするために、お互い勉強し合い、行動する人々の集まりである」と答えた。
例会では会長の強調する4つのテストについての体験談を主に話す。さらに地区で行う各セミナーでの登録料の質問があった。素朴な疑問だと思う。これも地区運営が改善されない限り解決しない。
今日一日二つのクラブを訪問したが、お互い本音で話し合いができたことに充足感があった。帰り道、自然と「新世界より」のメロディを口ずさんでいた。