[Return] 2006年7月 公式訪問日記
千葉RC 7月10日(月)
曇りのち晴れ
千葉RC公式訪問の日、前夜から緊張する。ワールドカップ、イタリヤ優勝。中村ガバナー補佐、早川会長、田中幹事の好意溢れる歓迎を受け、懇談会に入る。ロータリアンという気安さから、本音で話ができた。卓話では横道にそれてOBとなり纏りのないものになった。訓練を怠ったことを反省する。クラブ協議会も楽しく会話する事ができた。千葉RCの伝統と重厚さを感じた。
早川会長はじめ皆様に感謝申し上げたい。
東金RC 7月11日(火)
曇りのち晴れ
10:30東金駅に降り立つ、空気がきれいだ。変わった跨線橋を渡り例会場へ。菅井ガバナー補佐、秋葉会長、長尾幹事、宮原エレクトと懇談。3年後の50周年に向けて会員数50名をクリアーする目標を立てている。その手段・方法について話合う。協議会ではベテランロータリアンの洞察力あるお考えを聞き参考になる。やはり会って話合うのは実に有益で楽しい。秋葉会長年度の成功と女性会員の入会を望みつつ帰る。暑い。
茂原RC 7月13日(木) 
茂原RC 7月13日(木)
薄曇り。今日も蒸し暑い。
71名を擁する茂原RCの新沢会長と山田幹事のフレッシュコンビ、人格・識見共に秀でる吉田エレクトと安川副幹事と懇談。効果的な出前講座のこと、IAC・顧問教師との葛藤を聞く。協議会のテーマでもある。きちんとした例会、多くの会員が参加した協議会、また積極的で内容豊かな発言に目を見張るものがある。時間の経過を忘れるほどだ。
今年創立50周年のクラブ。眞の意味での歴史と伝統あるクラブである。願わくは地区内クラブの模範として更なるご発展を期待したい。歓迎に多謝。
船橋西RC 7月14日(金)
晴れ、いよいよ夏到来だ。
駅への送迎に感謝。前田会長、安川幹事、川名エレクト、小宮副幹事、堀井ガバナー補佐と懇談。両国育ちの会長はららぽーとの社長である。ロータリーの本質を捉え、クラブ目標や目的に向かって団結して取り組む風土を大切にして伝統を引継ぎ、発展させるという強い意欲を感じた。「我以外皆師なり」をモットーにしている。厳格な例会、会員選考の確りしたクラブを形成している。会員の減少率も少ない。充実したクラブだ。協議会からは有益なヒントを得る。Rtnらしい会員の真剣さに心打たれた。実に嬉しい。
船橋みなとRC 7月18日(火)
終日雨  平塚新兵衛PGの訃報
猛暑から一転、凌ぎ易い天候。堀井ガバナー補佐、若々しい国分会長、西方幹事、鈴木エレクト、木村副幹事と懇談。当クラブによる佐藤のりこさんの「愛のコンサート」は、中学生を対象にした特筆すべき事業だ。12/4-8に実施すると言う。佐藤さんのソプラノの歌とトークは中学生に大きな感動を与えている。創立13年目、会員数30名内7名が女性会員、これからの発展が楽しみだ。
公式訪問の神髄はクラブ協議会にあると聞いていたが、その通りだと思う。問題点、疑問点、RIへの風評が挙がる。全員が話合うことでクラブは良い方へ向いていく。 enjoy Rotary!
船橋南RC 7月19日(水)
雨 天竜川堤防決壊
連日、堀井ガバナー補佐に同行を願っている。今日は補佐のホームクラブの訪問である。佐川PG、山中直前Gと二人のガバナーを輩出している。28名の会員数だが、前年度のガバナーを擁立したチームワークは抜群である。世界大会に8回参加の安川さん、浜名 名直前地区幹事長さんや会員の方々に敬意を表す。重厚な川島会長、平野幹事、宍戸エレクト、川原副幹事、鈴木副会長と懇談。活動計画書に掲載されているロータリーの基礎知識の内容の出来映えに驚く。簡潔にして要を得ている。直前G擁立の関係から会員の皆さんのロータリーへの理解度が深い。クラブで何か事業を行うことは、クラブの活性化と連帯感に大きな効果をもたらしていることを実感する。
沼南RC 7月20日(木)
曇り 涼しい 土石流災害に心が痛む
渡邊ガバナー補佐の出迎えを受け、手賀沼の案内を受ける。汚染度ワーストであった手賀沼には蓮が群生し、湖水は澄み渡り、見事に再生している。周囲に遊歩道が巡り、手賀沼トライアスロンが行われるという。沼南RCと我孫子RC の面々が湖沼再生運動に活動したという。皆が決意すれば、行政を動かし、より良い地域社会を築くことが出来る典型的な例だ。補佐のホームクラブである。中村補佐幹事、荒木会長、高本幹事、荻野エレクト、新田副幹事と懇談、問題点が浮かび上がる。これを踏まえての卓話、クラブ協議会に入る。本音で熱心な発言。クラブの棚卸ともいえるマイナス点が数々挙がる。途中から対処する方策の話しに入る。本当に真剣だ。クラブは発展を辿るという確信を得た。
我孫子RC 7月25日(火)
小雨のち曇り 鹿児島県の土砂流の被害甚大。
渡邊ガバナー補佐のご案内で我孫子の例会場に入る。革新的な風土が漲っている土地柄という。
実直な人柄の島会長、丸田幹事、渡邊AG、中村AG幹事と懇談。41年目のクラブ。ピーク時の47名から26名に減員している。全員この減少に危機感を持っている。協議会は会員増がメインテーマとなる。対策としてクラブ自体が活性化すること、後継者の入会を薦めること等基本的な対策とロータリーの広報に工夫を凝らすことが挙げられる。ベテラン会員の長年に亘るスリランカのW.C.S活動は特筆すべきことだ。利根川河川敷にレンゲの種まきを毎年実施している。菜の花にすべきか、ポピーにすべきか、ひまわりにすべきかの討論を興味深く聴く。ロータリアン主導で行政を働かす活動を行っている。
入会歴の長い会員を中心に、和気藹々として運営しているクラブである。今後の拡大発展を期待したい。
流山中央RC 7月25日(火)
曇り 午後薄日が射す
初めての夜間例会訪問。運河沿いにある老舗の割烹新川が月末例会の会場だ。樹木に囲まれ静寂な佇まいに歴史とのゆかりを感じる。
第20代 大河原会長、礒幹事、陶芸家の田口エレクト(女性)、海老原ガバナー補佐と懇談。全員がポール・ハリス・フェローだ。地区委員が多い。R財団、W.C.S.への理解が深く充実したクラブを全員が目指している。個々の自覚から活性化の方法を協議会で求められる。例会は勿論のこと全ての行事に参加することが肝心。少人数による炉辺会合も大切であること話す。
月末例会は親睦会を開き胸襟を開いた話合をしている。新疆ウィグルとの交流は蓮見会員独自の奉仕活動がきっかけとなり、学校への援助を続けている。ユニークな発想をもつ貝塚会員、メンバーは多士済々だ。
野田セントラルRC 7月26日(火)
晴れ 暑い
野田商工会議所。3クラブの例会がここで行われている。武田信玄の武将がこの辺りで醤油作りをしたという。約500年前のことだ。キッコーマン・ブランドは世界に行き渡っている。森田会長のお迎えに恐縮する。海老原ガバナー補佐、会長、飯塚幹事、山崎エレクト、西野副幹事と懇談。どのクラブでも会員増強が急務である。しかし、増強と同時にクラブの活性化を図ることが大事である。「ロータリーにおいては他の会員よりえらい会員はただの一人として存在しない」ことをロータリアンは強く意識することが肝心だ。ロータリーの人作りの極意はここにあるとの意見に一致をみる。
熱意あふれた協議会に引込まれ、お互いに充足感が漲る。異口同音に言うことはロータリーに入会して良かったということだ。和やかな雰囲気の懇親会についフルタイム出席してしまった。健全な運営が期待できるクラブである。
柏RC 7月26日(水)
晴れ つかの間の晴れ間かもしれない
通常の例会場でなく柏クレストホテルで行う。石戸会長はロータリーの原理原則をきちんと弁えている。長谷川幹事、岡本エレクト、常井副幹事はローターアクターであった。世代交代が行われ、クラブは、今最高の状態にあるという。47年目を迎えたクラブで平均年齢は54歳半である。渡邊ガバナー補佐と共に懇談。
会長はロータリーの歴史を学び、その神髄に触れた時、改めてロータリーの良さを知ったということから、クラブ協議会はロータリーの実践哲学である「私の職業奉仕観」がテーマである。四大奉仕委員長による発表、頷くことの多い内容である。クラブの見識と共に石戸会長の強いリーダーシップを実感。もう少し話し合いをしたかった。柏クラブの限りない発展を祈る。
流山RC 7月27日(木)
曇り晴れ
海老原ガバナー補佐のホームクラブ。パワフルなリーダーシップを発揮しているプリマドンナ熊坂会長、市議を務める宮田幹事、小倉エレクト、湯浅副幹事と懇談。44年の歴史と数々の実績を持つクラブである。100%ポール・ハリス・フェローRI財団賞を獲得している。先輩ロータリアンのロータリーに対する熱き思いを感じた。夫々の卓上に飾られている花と明るい会長とが相俟って笑いの多い例会だ。今23名であるが、楽しいクラブを作っていこうという会員の総意は、往年の流山RCを再現してくれると思う。福島の相馬RCとの姉妹関係は充実している。声楽家である会長が歌う国歌と「我らの生業」は聴き応えがある。一服の清涼剤だ。音楽は人に感動を与え、心を豊かにする。音楽を通して地域に貢献しているクラブの先行きは明るい。その願いは大きく膨らむ。機転と行動力のある海老原ガバナー補佐の存在感も大きい。
野田東RC 7月28日(金)
曇り
今日もホテルから出発。柏−野田−松戸と海老原ガバナー補佐の車で移動。疲労気味の身体には干天に慈雨のようでありがたい。感謝。
上原会長、松田エレクト、榊幹事、山崎副会長と懇談。話は一神教と多神教の功罪と、それがロータリーにどのように関連するかに及ぶ。会員増強、クラブ活性化の手立て(CLP)について懇談。協議会では四大奉仕の委員長による発表。共に汗を流す奉仕活動、仲間作り(フェローシップ)の促進、新会員のロータリーへの同化、家族の積極的なロータリーへの関与、地域ニーズの探索、職業奉仕の理解について協議する。
何れのクラブでも感じることだが、皆、熱心な発表と緊張感のある雰囲気につい熱が入る。伸び過ぎた枝葉の剪定、根っこの土の入れ替の必要性、国際親善は個人対個人の関係、ロータリーの世界平和フェローシップへと話が進む。活性化の源は、炉辺会合にありに共感を得る。会って話す事の楽しさ、大切さを知る。
松戸東RC 7月28日(金)
野田東RCから直行し、松戸のユニティビルにて懇談。ロータリー最初の会合がシカゴのユニティビルで行われたことと因縁めいてくる。
小泉ガバナー補佐、高橋会長、金光幹事、石井エレクト、青島副幹事と懇談。51名の会員。数々の実績を誇るクラブであり、22名のシニアー会員のご活躍に脱帽する。ロータリーは実践哲学であり、行動する規範にロータリーの原理原則を逸脱せず、世俗の考え持込まない事が肝心であることに触れる。ローターアクト・クラブを提唱しているが、最近5名の会員数に減り、危機感を持って「提唱クラブとして今何をすべきか」を協議する。歴代委員長による委員会を総括し、アクター増強の方法が打ち出され、会長の進行によって次第に本質をついた方法へと見事に収斂されていく。会員自身による自浄能力の質の高さと、問題打開の模範的な仕方のクラブ協議会を目の当たりにした。普段の訓練の賜物と思う。後は実践するのみだ。
4日間7クラブの訪問はハードであった。高橋会長のご厚意に感謝する。
野田RC 7月31日(月)
晴れのち曇り
例年より10日遅い梅雨明け。冷夏を心配する。野田市駅に迎えを受ける。優雅な女性会長である山下さんは第51代の会長である。恰幅の良い高梨幹事、岩立エレクト、仲長副幹事海老原ガバナー補佐と懇談。
5月28日、趣のある座生荘での創立50周年記念式典も記憶に新しい。それを機にご高齢の会員が勇退されて48名の会員数になる。世代交代しつつある。特別積立金、多くのニコニコどれを取上げても輝かしい実績があり、落ち着いた雰囲気を醸しだしている。
5320地区サイプレスRC(米)と短期青少年交換事業を行っている。今後の継続を願う。4大奉仕の計画発表に始まる協議会、十分な時間を活用して部門ごとに感じていること話す。熱心に耳を傾けてくれる。ポイントを突いた具体的な質問、ご意見など活発。請われるままに新旧委員会の交歓会に参入してしまった。  ビバロータリー!  第13分区の訪問終了、海老原ガバナー補佐に心から感謝する。