LIGHT UP ROTARY~ロータリーに輝きを~ 「原点回帰」を目指して
2015年6月
国際ロータリー第2790地区
ガバナー 宇佐見 透(千葉幕張RC)
2015年4月25日午前11時56分ネパールの首都カトマンズで起きた大地震は8,000人を越える死者を出し170万人の人々が被災されております。一刻も早い支援と思い、5月25日に埼玉2770地区、濱野ガバナーと共にネパール大使館を訪れ大使に直接、「緊急支援金」をお渡しして参りました。亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、被災されました皆様へお見舞い申し上げます。
月信も最終号となりました。クラブ会長の皆様と共に歩んだ道でしたが、やっとゴールが見えてきました。皆様にはたくさんの御協力を賜り厚く御礼申し上げます。本来ガバナーは月信を通じ会長幹事の皆様に、RIが定めた特別月間テーマにもとづく話や連絡を掲載し、同時に地区内委員会報告やクラブ別会員状況などをお知らせするもので、表紙の上部にGovernor’s Monthly LetterのあとTo ClubPresident・・・とあるのは即ち会長幹事宛の書簡であるからです。発行NoのあとCopy For Membersと表記されており、その昔は会員にコピーが配布された事が伺えます。今年度の月信は、私の活動内容をお知らせした方が良いと考え、月信委員会の皆さんにお願いし紙面を作ってきました。皆さんからお知らせ頂いた温かいメールや電話、時には叱咤激励など私にとって良き思い出として宝物になりました。地区研修協議会を終えた今現在は6月4日出発のブラジルサンパウロ国際大会参加に向け、また帰国後翌日に開催するフェアーウェルパーティの準備に追われる日々です。パーティの主旨はネパールの大震災により災害支援に急遽変更せて頂きました。東日本大震災を体験し、支援しておられる、気仙沼出身の熊谷育美さんのミニコンサートを計画しています。大ヒット曲の“雲の遥か”は私達2014-15年度チームからの最終メッセージであり、私達が忘れかけているものを思いおこしてくれます。胸を打つ優しい歌声は心の癒しとなるでしょう。皆様の御参加をお待ち申し上げます。
人はいつ災難に遭うかわかりません。“有り難う”と書き、「ありがとう」と言います。おかしな話ですが、転んだ時、必ず誰かが助けてくれます。失敗し、自分ではどう対処すべきか考えているうちに日が暮れてしまう…まさに途方に暮れた時、そっと手を貸してくれるのがロータリアンです。だから「ありがとう」って声に出し起き上がれます。上手く行った時に「有り難う」と感謝することは誰でも出来ます。上手く行かなかった時こそ、恨みがましい言葉をこらえ「有り難う」とつぶやいてみよう。ピンチの裏には必ずチャンスがあります。出来損ないガバナーとして多くの方々に色んな場面で助けて頂きました。
皆様本当にありがとうございました。櫻木エレクトにバトンをお渡しします。