[Return] 2007年10月 ガバナー日記
10月2日(火)  我孫子RC  沼南RC
小雨のち晴れ
昨夜、ガバナー補佐会議の後、友野ガバナー補佐の運転する車で柏まで送っていただく。少々疲れていたので有難かった。翌朝ホテルに友野第10分区ガバナー補佐と補佐幹事の大内さんが迎えに来てくれる。ワーストワンの汚名を返上した手賀沼を埋め立てて作った湖畔の桜並木の通りは美しい景観を作り出している。我孫子市の説明を受けながら例会場に入る。雑誌「白樺」を中心として展開された白樺派は大正デモクラシーの新しい文芸活動で中心人物であった志賀直哉、武者小路実篤、柳宗悦、柳田國男、イギリスの陶芸家のバーナード・リーチらが我孫子に住み創作活動をしていた。我孫子は文学者の多い北鎌倉と並び称される文士村であった。高台の森から手賀沼を見下す環境が創作意欲をもたらしたのであろう。なだらかな丘陵と森、水辺の多いところだ。人口は133,000人だが、昼間の東京都民が多くベッドタウン化し、商圏は東京に移動しているという。

沼南RCでは萩野 勝第32代会長、新田辰吉幹事、高本拓司エレクト、佐々木るみ子副幹事、友野AG、大内補佐さんと懇談する。CLPに意欲的だが、セミナーの説明や資料を見る限りではなかなか緒につけないようだ。先送りするパターンはどのクラブでも同じだ。CLPがクラブの活性化を促す辺りのことを話し合う中から自ずと形が見えてくるので、そこから実施できると思う。クラブ協議会での質疑はそれぞれ委員会の本筋をついた質問が多く、富澤社会奉仕委員長の質問ともつかない見解に頷く、時間の余裕もあり、楽しい協議会であった。両クラブの司会を務めたSAA佐々木るみ子さんの見事な采配ぶりに感心する。1500回の記念例会は家族を交えて会員のお寺を利用して行い、住職の講話を聞いたという。きれいになった手賀沼を利用してのファミリー・ウオークの企画を考えている。これからのクラブの発展が楽しみである。

我孫子RCの小池喜之第42代会長、上村文明幹事、鈴木公三エレクト、友野AG、大内補佐さんと懇談する。スタート25名だが27名にする予定がある。小池会長は45歳で入会11年目になるが、若い会員が入会しないので、常に最年少である。CLPの説明を請われる。同じ分区の柏西RCからガバナー候補が出るのでクラブに勢いをつける良い機会だと思う。女性会員の入会の勧めをクラブ協議会で話して欲しいと言われる。クラブ協議会では4大奉仕委員長が計画発表と同時に質疑応答があり、熱気があふれていた。クラブでの話し合いの場をどのように作るのか、思いやりの気持ちを養いたいがどうすればよいか、社会奉仕とロータリーの関わりや地域に存在する価値はどこにあるのか、WCSはフィリッピンに一辺倒であるが、R財団の経理の開示はどこにあるのか、米山奨学生の出身国も偏っているのではないか等々である。今日の司会者が女性会員であるのを見ても分かるように偏見を打破して女性の入会を薦めた。

合同例会、合同クラブ協議会の相乗効果が如実に表れた充実したクラブ協議会であった。両クラブの方々に感謝したい。
10月4日(木)  上総RC  富津シティRC
晴れ
昨夜、睡眠不足のせいか風邪気味である。体調を整えることは重要な役についている者にとって大きな義務であるのにと反省しつつ青堀のホテル喜楽館に行く。この喜楽館は野の花をさりげなく飾り、部屋に潤いを与えている。椎熊邦廣第4分区ガバナー補佐が待っていた。

上総RCと富津シティRCの会長・幹事懇談を一緒にすることになる。富津と富津中央RCの例があり、このような形になった。2時間掛けての懇談。上総RCの蓮波秀雄会長、田中久雄幹事、田中伸之助エレクト、梅原正一副会長、富津シティRCの椎津裕貴会長、窪田 謙幹事、朝倉副会長、小倉博人副幹事、椎熊ADと懇談する。両クラブともCLPへの関心は高いが、どこから手をつけてよいのか悩んでいる。難しく考えないことを薦める。要は委員会を4ないし5つに大別して委員会が炉辺談話の形なり、委員長が座長になり、委員全員が話し合いにより委員会の意向を出していくことだ。委員会はベテラン、中堅、新人と上手く配置することだ。委員長の手腕が問われるが、馴れるにつれ上手いくものだ。ロータリーはすべて訓練の場でもある。新会員もベテランの意見や考えやアイデアを発言、聴き取りから参加意識が強く前面に出るので、新会員をクラブに同化させる点においても最高の手段である。

上総RCは21名で最年長者は93歳である。田中久雄幹事はユニークな存在でクラブに新風を吹き込んでいる。蓮波会長は2名の増員を達成できないと予算が成り立たないとう背水の陣を敷いている。それだけにクラブ奉仕を活発にし、上総RCの社会奉仕、国際奉仕、親睦活動を地域にPRして、入会候補者にアッピールするという。本年度創立45周年を迎えるにあたり、久留里駅改修工事終了後に花壇を作りロータリーを宣伝する方針だ。
「生きた水の里」で有名な久留里の井戸50箇所の写真を地図入りで週報に順繰り掲載している。面白い趣向だ。会員はクラブの奉仕活動に5回参加することを義務付けている。WCSで活躍された野村さんがいるクラブであるのと、会長以下役員のアイデアと実行力には素晴らしいものがあるので、創立45周年の今年度を期待したい。

富津シティRCのクラブ・テーマ「和・話・輪」はロータリーの基本を突いている。やはり例会の充実を優先にして会員増強を課題にしている。手段としてCLPを採用して、炉辺会合は自然にロータリーの何かを会得させてくるから炉辺会合の効果は大きいのである。富津市には大企業が多く、クラブでは見学や企業の話を聴く機会が多いことが大きな特徴である。十分に活用することがクラブの活性化に連動して行く。青少年交換について意欲的であるので是非交換学生の事業を実現して欲しい。
川崎マリンRCとの友好関係の交流からいろいろな経験をつんでいる。ロータリーのネットワークによる広がりのあることを地域にPRしたいものだ。それには家族同伴で相互交流するとよいのではないだろうか。
10月9日(火)  旭RC  八日市場RC
曇り
前泊する。井橋先生の肝いりで、旭RCと八日市場RCの会長・幹事・エレクト・副幹事さん第7分区宮内勝利ガバナー補佐とその杉浦幹事さんにパスとガバナー補佐(分区代理)の方々が宴を設けてくれた。先生にはいつもご配慮をいただき感謝する。両クラブの先輩に過去のことやロータリーの人脈とロータリーへの思いを聞くことは楽しい。思わぬ人脈に出会うことがある。ここにもロータリーからの恩恵を得る。

八日市場RCの鈴木勝彦会長、篠原一郎幹事、井上峰雄副会長、宮内ADさんと懇談する。鈴木会長は能動的な姿勢でクラブ運営を図っている。昨年創立45周年を迎えた今、5年ごとにやってくる節目に省みることをしている。@ロータリーの基本を見直す。4大奉仕の委員長を中心に基本をしっかりやっていく。A地域に根ざした奉仕活動を見直す。B例会のあり方を見直す。今年度は会員卓話を中心にする。C会員増強を見直す。今年度に純増1名を履行する。39名を40名にするなどである。
先輩Rtnのお陰で派閥も無く、会員同士の揉め事も無いことが特徴であるという。良いことだ。献血への支援活動を続けて7年になる。工業団地で行なっていたが、採決者の時間給を引かれると聞いて驚く。採血を今は市役所のロビーで行なっているが、最盛期に比べると採血量はかなり減っているらしい。桜の植樹や、例会を変更して猿田神社にて猿田官司から職業奉仕の理念を学んでいる。また友好クラブである北仁川RCとマッチング・グラントを実施して費用の点で心臓手術のできない人を援助している。女性会員の勧誘とCLPの着手を促す。

旭RCの高安太一会長、太田賢一幹事、高橋 満エレクトと宮内AGを加えて懇談。高安会長は出席率の低いことに思い悩んでいる。 出席率の向上が自分のテーマであると言う。会員数は51名から50名になり49名となる。出席率についてはロータリー情報の不足が大きな原因であると思う。楽しい例会とはどんな例会であるのかが問題である。思い切って組織の改変(CLP)をして、それぞれの委員会を開催し委員会の話の後、ロータリー談義を勧める。いわゆる炉辺会談である。CLPの特長はその炉辺会談が行なわれ、クラブへの参加意識を高めていくことに特徴がある。それが活性化に結びつくことに着目して欲しい。
ASSS事業(旭、学びサポート)を立上げ、旭市内の小・中・高校生が社会的貢献を意図した活動をサポートする事業だ。4件の案があがり、2件を採用した。1件は小学校に畑を作り、子供が土を耕し、野菜を収穫する経験をすること、2件目は独居老人を訪問して話し相手になることである。それに関する諸費用を提供するという考えた事業であると思った。また銚子の2クラブとともに千葉科学大学ローターアクトクラブを提唱し、新しいローターアクトクラブが誕生したことである。このRACは11/25に認証式を行なう。ロータリーの本当の楽しさを知り例会の出席率が向上することを切に願う。

両クラブは房総半島の中でももっとも温暖な気候と九十九里浜沿岸の平坦で肥沃な土地に恵まれている街に存在する。農業、植木の盛んなところである。懇談、例会、クラブ協議会など他クラブの例を挙げた。自クラブで応用できることは積極的に実施する機運が盛り上がることを期待したい。CLPの採用と、クラブとして一緒に汗を流すよう奉仕活動を行い、連帯感を強めることも必要である。
10月10日(水)  銚子RC  銚子東RC
快晴
前日の夜、旭から銚子に入り前泊する。宮内AGに千葉科学大学のキャンパスを案内していただく。マリーナーを前面にした欧風の瀟洒な建物であり、環境の良い大学である。銚子市内から離れているので学生には評判がよくないそうだ。犬吠崎灯台に近いホテルへチエックインし、塩気のある温泉に浸る。よく温まる。連日の訪問でクーラーによる冷えた身体には本当に助かる。この夜はよく睡眠がとれた。銚子でも両クラブの歓待を受ける。

銚子東RCの黒田幸一会長、石上明宏幹事、網中吉郎エレクト、石井哲也SAAと宮内AGと懇談する。宮内AGのホームクラブである。創立36年目になる。網中エレクトのお父さんはチャーターメンバーであり、初代会長を務めているので、エレクトは親子で会長を務めることになる。時の流れを感じる。41名から42名に増員している。今回千葉科学大学内にロータアクトクラブを提唱し、11/25に認証状授与式を行なう。大学の狩野先生は会員でRAC設立に奔走している。
従来の委員会組織では編成に苦労が多いことから、委員会そのものが語り合う委員会¬=炉辺会合となる特徴のあるCLPの採用に踏切る意識が強い。ロータリーの歴史を学び、「ロータリーの友」や月信を教材にして勉強会を開催して習熟度に応じてロータリー免許皆伝をT,U,Vのランクに分けて授与するというユニークなことを行なっている。バルセロナの日本人学校の校長であった銚子市長は体操の選手であり、講演をお願いしたり、車社会に対して地域発展・活性化をどのようにすべきか、駅前の再開発などの勉強会もしているが、この問題はどの地域でも深刻になっている。元気なクラブであり、これからが楽しみである。

前年度、創立50周年記念式典を行った銚子RCでは桜井喜一郎会長、宮内 榮幹事、大岩将道副会長、島田洋二郎副幹事、宮内AGと懇談する。銚子ロータリークラブでは新会員に対するオリエンテーションが活発に行なわれている。これが長い歴史とともにクラブの伝統となり、優れたロータリアンを輩出している。3年未満の会員に年2〜3回冊子を基に勉強会をしているが、新会員が少ないので5年未満に範囲を広げた。会員数は48名から49名になっている。女性会員も視野に入れて50名以上を目標にしている。。
千葉科学大学内にローターアクトを設立した。同大学は評判よく、地域経済に貢献するところ大である。50周年を切掛けとして会員夫人を交えた混声合唱団を立上げ、月2回練習している。これにも千葉科学大学の先生ご夫妻が指導し、練習場を提供している。クラブに夫人の集い(20名位)が結成された。クラブ委員会活動が活発なのでCLPを即導入しないが、強い関心を持っていくと言う。故小原美紀ガバナー(1983−84年度)以来四半世紀近く銚子クラブからはガバナーが出ていない。有能な人材の多い同クラブだから候補者を推薦して欲しい。

両クラブを辞して特急にてかえる。途中、風車ならぬ風力発電機が50基ぐらい回っている。新しい風景を作り出している。真横に見えていた夕陽が、昨日訪れた旭駅を通過するころから電車の進行方向の真正面に位置し、千葉駅に到着した時は夕闇になっていた。八日市場、旭、銚子、銚子東RCの面々からのホスピタリティを受け、ロータリー有難さをしみじみと感じて第7分区の訪問を終えた。
10月11日(木)  大多喜RC  大原RC
曇り
第6分区の秋葉吉秋ガバナー補佐は仕事の関係で欠席する。大多喜城ゴルフ場にて公式訪問を開催。フェアーウエイの緑が目に沁みる。ゴルフプレイしなくなり3年になる。

11:00から食事を兼ねて懇談に入る。井上隆夫会長、栗林正明幹事、平野一隆副会長と懇談する。大原クラブは創立45年になる老舗のクラブだ。最大60名の会員がいたが、今は20名を割り19名である。財政は厳しいが、過去25周年の時から積み立てた資金1千万円があり、それを新世代育成・青少年交換学生などに有効活用している。4年後の創立50周年を迎えるのを機にクラブ再生に努めたいとしている。入会勧誘に注目しなかったこと、クラブ運営のみに終わっていたこと、寄付のみで終わっていたことに減員の理由があるという。ロータリーの基本理念の理解、会員同士の親睦、奉仕活動に欠けるとこがあったのではないかと思う。地区で活躍した人、いま活動している素晴らしいロータリアンがいる。それに大矢パストガバナーがガバナーの時の幹事団がいるので往時の勢いを取り戻して戴きたい。前年度、第40回IA年次大会を大原にて開催した時の素晴らしい企画と実行力に感心した。やはり大原RCは歴史に裏付けられたものを持っている。炉辺会合を通してクラブの活性化を考えている井上会長は、アイデアが豊かなのできっとクラブ再生の切っ掛けを作ってくれるものと思う。

大多喜RCでは森 秀夫会長、林 正克幹事、諏訪武士(暫定幹事)と懇談する。大原RCと同じく歴史を有するクラブであるが会員数18名だ。会長、幹事の役が回ってくるとクラブを退会する傾向があるという。家族会などを催し、さらにクラブ内の親睦を図り、例会を充実させて新会員の加入を図る思いは強い。今年度になり、社会奉仕委員会で子山ホームの子供達と触れ合い、野外バーべキューを行なったところ、子供の喜ぶ姿を見たロータリアンは互いに連帯感と達成感がうまれはじめてロータリーで充実感を味わったと言う。クラブ内では「これがロータリーだ」と納得しあったそうだ。今までと比較してかなりの充実感を持ったらしい。これを機会に社会奉仕活動を梃子にしてクラブ内の活性化をさらに図っていくであろう。子供の野球のユニホームを、地区補助金を利用して新調することになった。CLPを導入して炉辺会談を行い。クラブの再生に努めるクラブに期待したい。

歴史ある両クラブだが、例会、寄付、親睦のみに終始したことに大きな減員の理由があると思う。4大奉仕(ロータリーの目的)をバランスよく実施することに配慮が足りなかったのかもしれない。大多喜RCの社会奉仕活動の好結果を見るとその感が強い。両クラブが時々話し合い、切磋琢磨し合う中にクラブ充実のヒントがありそうだ。その手段として両クラブともCLPを即採用することが肝心であると思う。この日に地区大会のリハーサルが幕張で行われている。
10月12日(金)  松戸東RC  松戸中央RC  松戸北RC
晴れ
第12分区ガバナー補佐は湯浅紀男さんで松戸東RCに所属している。9時から始まるので柏に前泊する。今週はこれで三泊目、6クラブを訪問し、今日で9クラブとなる。ハードな日程にこれほど苦しむとは思っても見なかった。JR改札機がダウンし、フリーパス。この損害はどのくらいになるのだろうかと案じながら改札機を通過する。

松戸東RCの会長は石井亮太郎PGのご子息で石井定明さんである。青島 勇幹事、湯浅甚作エレクト、岡本克己副幹事、湯浅AGと懇談する。石井会長はしっかりした理念を持ってクラブ運営に当たっている。49名でスタートし、47名になり、3名増員し50名になっている。チャーターメンバーは40代50代でクラブを興しているので平均年齢は64歳に達している。松戸中央RCを除いて12分区は女性会員がいない。CLPの採用と女性会員の入会を勧める。地区の会計システムの変更や、地区大会のローカル色の打ち出しと、CLPの採用によって4大奉仕がなくなるおそれがあるとの話や、WCSへの提案などでの懇談の時間が足りなかったが、話し合いにより納得したと思う。産婦人科の八田会員の提案で東南アジアの低開発国での女性の性病、子宮ガンの検査に、検査の容易な機器を使用するしたWCS活動の提案があった。鈴木悦朗WCS地区委員長が会員なので地区委員夏季で一考する価値があると思う。ローターアクトを提唱しているし、クラブの地力を感じ、しっかり歩んでいる印象を受けた。93%の出席率だ。

松戸中央RCでは関原国明会長、尾崎裕一幹事、長橋 護エレクト、遠藤俊雄副幹事、湯浅AGと懇談。毎週、幹事報告の後、広報雑誌とロータリー情報委員会が交代で5分間のミニロータリー情報を伝えている。さらに新会員やパスト会長からのスピーチも予定に入れている。山登りの得意な会員を中心にクラブ内に「歩こう会」を立上げ、バスにて筑波山のふもとまで行き4〜5時間の歩行をする。松戸地区のクラブや市民に呼びかけ大きな運動にすることを考えている。女性会員が3名いるが細かい配慮でクラブに潤いを与えている。
会員各自の職業と職業奉仕についての文章を募り小冊子にまとめ12月に発刊するという。42名から43名になるが出席率の点で少し気になる。「歩こう会」の発展がクラブの底上げしていくものと期待する。

松戸北RCの小菅正彦会長、長島正巳幹事、野村エレクト、森谷充伯副幹事、湯浅AGと懇談。委員会組織を従来に比べコンパクトにまとめている。もう少し手を加えるとRIの推奨するCLPの組織になるのでその説明をする。当クラブは設立依頼40名を切ったことがなかったが、瞬間39名になる。今は40名の会員に戻している。今年で35周年になる「我クラブに惹かれるもの」を見出すことを永遠のテーマにしている。会員の参加意識をかもし出すために会長幹事でクラブを引っ張ることをしないで委員会を尊重していくようにしている。CLPの形にすればさらにその意識が強く出るだろう。
千葉大学の学生にに奨学金を提供していたが、今年からカットし、資金を汗を流す奉仕活動に転換することを図る。勇気のいることだ。会長は知的障害の身障者の施設を経営している友人から金銭の援助より、千代紙を一枚でも手渡しする行為こそが大切であると教えられ、それを生活信条としている。身障者と一緒に旅行に行く、マンツーマンで付き合ったりしている。奉仕活動の原点を見る思いだ。毎年、会員の畑を借りて芋ほりをしているが、収穫するまでの苗付けや草取りなどの作業を小学生や身障者自身にさせて自立心を高めつつ収穫する喜びを与えている活動に感心する。24年に及ぶという。地域との連帯感が生まれ育まれている。

松戸3クラブの訪問を終えて新八柱から帰宅する。少々疲れた。地区大会が近いので身体の調子を整えなくてはならない。
10月17日(水)  松戸RC  松戸西RC
晴れ
10月14日船橋市にあるアンデルセン公園にて開催されている「ふなばし花フェスタ 全国緑化フェアー」に家内と行く。これは船橋南RCの例会に招かれたのである。デンマークの駐日大使ご夫妻と一緒に園内を散策し、例会に出席した。素晴らしい大使夫妻の人柄からヨーロッパ貴族の雰囲気を感じた。
前泊した。松戸商工会議所に行く。土屋亮平パストガバナーと入口でばったり会い、荷物を持ってもらい恐縮する。この松戸RCに2770地区の中村ガバナーが訪れることになっていたが、変調(飢餓呼吸)をきたし、中村さんの訪問は中止となる。

松戸RCは昨年創立50周年記念式典を挙げた老舗のクラブであり、全ての点で実績を上げているクラブである。湯浅AGと鎌倉泰裕会長、大川吉美幹事、草野 進エレクト、小林孝数副幹事と懇談する。会員数47名から48名に増員、平均年齢57歳であり、若返りつつある。2年未満19人で新人の活躍が著しい。クラブを樹木にたとえ、根っこの部分がクラブ奉仕であり、その部分の強化の大切さを強調していた。出席の補填の奨励など、きちんとしたクラブの基本を遵守する姿勢に感心する。ここにCLPを導入すれば若い会員と古参の会員と中堅の会員の交流がよりスムースになると思う。50周年の記念事業演奏会のようにロータリーの事業は一般市民に公開するように念頭に置いていることはよいことである。事務局が火事に遭い、資料を焼失してしまったことから資料の保管を考えて資料編集委員会を設けている。
インターアクトクラブを提唱するとともに土屋PGがガバナーの時に奨学金基金を創設して向学心旺盛な高校生を対象として奨学金を支給している。既に56名の卒業生を輩出している。現在8名の奨学生がいる。青少年交換についても積極的に関与している。やはり地区をリードしているクラブと言う感じだ。 

松戸西RCでは松丸隆司会長、益子 白幹事、杉浦昌則エレクト、河合直志副幹事、湯浅AGと懇談。前年度に一時的に退会者が多く出て会員数が25名になり、今は26名になっている。退会の理由は不明だが、このような時にガバナー補佐を活用することだと思う、ひいてはガバナーの活用もありえる。30名になることを当座の目標にしている。小学生サッカー大会にメダル授与を8年来続けているが、主催者側では当然のようになってきているので中止したい意向だ。6年生だけだが360個ぐらいでクラブの負担になっているが、これまでの関係を違う方法で活用できないか考えることだ。例えばメタル代を捻出するのにプログラムあるいは選手名鑑に会員や一般から広告をお願いするとかである。

松戸市は水戸街道の宿場町として榮えた町で、東葛飾の中核都市としての性格有している。地区の両クラブの訪問から松戸には代々続いている生業が多いことを知る。人口47万5千人の所へ5クラブが密集している。第12分区がさらに充実されることを望みたい。後数日にして地区大会だ。帰途に地区大会最後の打合わせのために東天紅による。
10月24日(水)  成田RC  成田コスモポリタンRC
晴れ
20日、21日開催の地区大会を地区幹事長はじめ地区幹事団や応援の皆様のお陰で終了する。特に69%の登録率には感激だ。まだ15クラブの公式訪問が残っているが、今日は地区大会後、最初の公式訪問である。風邪のせいかだるい、腰が曲がり直立できない。腰痛バンドをしっかり締めて、会場のホテル日航ウインズ成田へ行く。今月で同ホテルは閉鎖するらしい。寒郡政雄第9分区のガバナー補佐が待っていた。

成田クラブは、2年半掛けて完璧な手順を経てCLPを実施しているクラブである。寒郡AG、小川 賢会長、松田泰長幹事、喜久川登第一副会長、秋葉博行第二副会長と懇談する。小川会長はCLPのお陰で中、長期目標の設定と3年先までの人事を組むことができ、指導者の継続性や引継ぎ計画を立てることができたという。第二副会長に就任したときクラブ運営の参加意識など全く無かったが、CLPを検討するうちにクラブの前年度の会長、幹事と同じく歩み、勉強をし、全ての運営に相談しながら進めたので、従来のような会長になるために特別なことをしないで済み、流れに沿って進むことができた。また各委員長の計画書に記載される文章の視点も変わってきたそうだ。
4ヶ月経過する今、それぞれの5委員会の活動については、これから委員会を開催していくことからCLPの味が出てくると思う。いわゆる委員会=炉辺会議=ロータリー談義の活発化=古参・中堅・新Rtnの融合促進が図られ、参加意識をかきたてることから、クラブの活性化=真のロータリーの魅力が生まれる。地区内にこのようなクラブが次々誕生することを望みたい。
2010−2011年度にクラブ創立50周年を迎える。50名でスタートし現在53名である。平均年齢61歳ぐらい。女性会員はいないが家族会に新趣向を凝らしている。お祭りを観よう会、五所川原へ2泊3日、TDSに行く企画に多くの家族の参加を得た。やはりマンネリ化からの脱却が肝心である。長期的には成田山新勝寺と成田国際空港にはそれぞれ1千万人以上の人が集まるので、国際観光都市として新勝寺の門前町として双方の調和を図る手助けするような地域発展に貢献する奉仕プロジェクトを計画している。
ロータリー財団、米山奨学会への寄付、青少年交換学生などロータリーへの貢献度は著しく高い。今後、成田クラブがどのように発展していくか、また地区のリーディング・クラブとして、ロータリーの真の魅力の情報発信クラブとしての期待するところ大である。88歳の柴田 実会員(ポール・ハリス著「ロータリーへの道」;翻訳者)のショートスピーチと1冊の本をA4版に要約する技術は凄い。それ聞ける成田RCの会員はそれだけでもロータリーの恩恵を受けている。

成田RCをスポンサーとして15年前に創立した成田コスモポリタンRCは、成田国際空港の発展につれて勢いを増してきたと思われる。寒郡AG、林 康博会長、宮田明俊エレクト、山下勅大幹事、池田一彦副幹事と懇談する。53名から56名に増員している。現況でも活力のあるクラブなので、CLPについては成田RCと親子の関係にあるが、即導入の気運は無い。クラブ満足度のアンケートをとりながら様子を見るという。
ここでも財団、米山への寄付貢献度は高い。会長と1業種1名の原則を話し合う。ロータリー発展の理由の一つとして1業種1名の原則があった。この原則は貫いたほうがよいと思う。団結力と友愛を掲げ平均58歳のクラブである。成田市にロッテ球団の練習球場ならびに合宿所の誘致運動や「成田の水をきれいにする」運動を展開している。その一環として親子ハイキングも兼ねて印旛沼クリーン作戦を行っている。

両クラブとも前向きの姿勢と質の高さを感じた。これも空港周辺の企業の進出による経済環境の良好さと、成田山新勝寺の門前町として発達した文化に成田国際空港の世界への窓口としての国際性豊かな文化が入り混じっているからであるかも知れない。今後の地区内の先頭を切って進むクラブである印象を強く感じた。それだけに両クラブのこれからに動きは一クラブだけのことではなく地区の動きを左右するかもしれない。
10月26日(金)  八千代RC  八千代中央RC
雨 台風急に近づく。
前日、地区インターアクトと第3660地区(韓国)インターアクトと第2730地区(宮崎・鹿児島)インターアクトの交流親善会が釜山にて開催されるに当たり、家内を代理としたので成田空港まで送る。
四街道駅に迎えに来てくれた。第11分区ガバナー補佐塩田俊一さんと両クラブの会長・幹事の出迎えをホテル玄関にて受ける。塩田AGは習志野市体育協会会長である。地区大会以来の風邪も収まりかけて少し元気が出てきた。

早速、八千代RCの及川昭男会長、浅野正敏幹事、松戸英雄エレクト、栗原 稔副会長と塩田AGと懇談に入る。会員数は49名が50名になっているが、女性会員はいない。会員の夫人が集まり、夫人部を設けて別に会費を徴収し、旅行や食事会を行っているので、夫人部から女性会員の勧誘ができないものかと思う。平均年齢64.58歳。新会員にクラブの仕事をしてもらうように心掛けている。早くクラブに馴染むから良いことだと思う。ロータリー財団、米山奨学会は寄付とともに財団奨学生の派遣、米山奨学生の受け入れなどにおいても実績を上げている。1業種5名までOKと言うが、この見解を問われる。ロータリーは職業分類があり、1業種1名の会員から構成されていた。いわばその業種から1名代表者として選抜されているから、ロータリアンは責任を有した存在であったこと。この1業種1会員制であったことからこの100年間ロータリーは発展してきたことを説明し、1業種1会員制を堅守することを勧める。腹を割った話のできるのもこの制度があったからだ。そこにロータリアンの真のステイタスと誇りがある。及川会長の目標は「ロータリーの基本を学ぼう」「友情と親睦を深めよう」「会員増強に努める」「青少年交換の推進」「事業の継続」を挙げている。基本を忠実に守る印象が強いクラブであった。

八千代中央RCの江口廣美会長、横山範雄幹事、猪飼エレクト、太宰正俊副会長、塩田AGと懇談。会員数30名、12月に1名入会予定である。平均年齢60歳。天皇、皇后が国立歴史民族博物館を見学された時、ウインストンホテルで食事をされた料理を味わったりして家族会の交流は盛んである。CLPのプランはできているので次年度には採用できると思う。これはあくまでも組織の簡略化ではない。4大奉仕(目的)を遂行するに当たり、効果ある組織だ。会員全員が参加意識を強く持つやり方である。炉辺会合の利点を組織の中に組み入れたものである。八千代、八千代中央の両クラブともCLPへの関心は強い。CLPの目的をきちんと理解して着手して欲しい。

合同例会はやりがいがある。大勢いると張り合いがあるものだ。地区職業奉仕委員の時大変お世話になった八千代RCの内田 正会員はご健在だ。当時のことが懐かしい。職業奉仕や文章の作成、編集、校正を教えていただいた。塩田AGは幹事会にCLPを話し合うという。これを採用し、クラブ活性化に供して欲しい。」
10月29日(月)  佐原RC  佐原香取RC
曇り
昨日、韓国へのインターアクト訪問団が帰国した。地区インターアクト委員会の面々に、海寶さんと高梨先生が加わり成功裏に親善会を終えたとの報告を受ける。オリエンテーションが良かったのだろうきびきびしたアクターの行動に好感をもてたとのことである。やはり指導者次第である。

佐原RCは3人のガバナーを輩出しているが、3人とも故人になられているのは残念である。長い歴史を積み重ね重厚な伝統を育んでいるクラブは11月22日に創立50周年記念式典を控えている。
菅井源太郎会長、白鳥富士男幹事、久保木副会長、藤崎勘司副幹事、香取信治第8分区ガバナー補佐と懇談。51名の会員数だが女性会員は0である。地区内でも地域格差があるのでエリア、エリアの対応が必要でクラブの合併も課題である。拡大に次ぐ拡大が影響して単なる奉仕団体に陥っているのではないか。ロータリアンである真の意味でのステイタスが無くなって、見せ掛けのステイタスをひけらかしているロータリアンいることは嘆かわしいと話が発展した。全く同感である。佐原RCは退会者も無く、会員の出入りは殆ど無い。増強のための増強はしないのがクラブの特徴であり、クラブ規模の適正は50〜60名であることを認識している。10年で幹事、20年で会長というパターンである。クラブの自主性を徹底的に尊重し、地区からの情報は理事会で十分に検討し、決して鵜呑みにしていない。RIと地区とクラブとの関係を良く弁えている。各クラブも自主独立の気概を佐原RCに見習って欲しい。
前年度踏襲方にならないよう注意が必要だが、しかも外部の情報に敏感でなくてはならない。今、炉辺会合が少なくなっているのが懸念され、良い面での伝統と歴史の薄れることに不安を抱えている。 佐原の伝統ある祭りの山車に誇りを持っていると同様にロータリーと言う山車に誇りを持ち佐原らしい意識を強くもっている。郷土の伝統と誇り会員には多様性があることの本質を理解しない人を主流に据えないように意識している。この懇談は今までに無い実入りの多いものだった。クラブ協議会の発表も良かった。

香取AGは佐原香取RCの所属であり、佐原RCから移籍したチャーターメンバーである。保津豊徳会長、神谷信義幹事、中西康幸副会長、石井良典会計と懇談。24名の会員数なので派閥が無く、全員で事を決定し、まとまりがあり、会員の個性も良く、相手の話をよく聴く習慣ができているという。まことに一見素晴らしいクラブであるが、仲の良いあまり委員長の決定に従いそれぞれの責任感が希薄になっている嫌いがある。それにロータリー情報に関心がないから討議することもなくことが進んでしまう。この状態の改善には炉辺会合にてロータリーの用語を知ることから始めることだ。CLPを導入して各委員会(炉辺会合形式)で十分に検討することが肝心で、大勢の中に埋没することなく新、中堅、ベテラン会員を上手く配置してそれぞれの会員の発言を促すことから始まる。新会員には仕事をやってもらい、新会員がクラブに溶け込み易いようにリードすることだ。それと新しい会員お意見や企画を丁寧に扱うことが肝心だ。
ロータリーのバッジの凄さを外国で体験したと言う。ケンタッキーフライドチキンのおじさんにロータリーのバッジが付いていることや人種差別があるようなところでもロータリーのバッジは威力があり、扱いが違ったと言う。
このようなことからも本当のロータリーのステイタスを維持し、誇れるように努力を積み重ねなければならない。

車で佐原の商工会議所に行ったが、標示板に佐原市の表示が香取市になっていた。驚くことは無いかも知れないが、何か変だと思った。例えは違うが、He Profits Most Who Serves Best のHeがTheyとかOneとかにするというようなことは愚かなことだと思う。過去の歴史を全く顧みずに現在の仕様に合わせようとすることはない。言葉のできた経緯の歴史を知るうえにもこのような言葉をいじりたくない。
10月30日(火)  佐倉RC  四街道RC  佐倉西RC
快晴
昨日の佐原RC・佐原香取RC訪問後、道中の風景に秋の気配を感じつつ高速道を南下し、佐倉のウインストンホテルに宿泊する。佐倉・佐倉西両RCの方と塩田AGさんが加わり歓迎会を催してくれる。ロータリー談義に花を咲かせる一方、クラブの様子も分かり、親睦を重ねることができた。炉辺会合の妙味である。疲労を感じながらも歓迎会を十分に堪能させていただいた。

佐倉RCの吉田孝一会長は数日前にお父さんを亡くし、慌しい最中であった。實川正道幹事、藤井 毅会計、第11分区ガバナー補佐塩田俊一さんと懇談。昨年創立35周年を迎えたクラブであり、ロータリー財団、米山奨学会の実績もあり、ロータリー財団奨学生を多く輩出している。今17名であるが20名体制になるように務める。昨年から気懸かりであったが、50数名の会員数であったのが何故このようになったのだろうか。クラブ奉仕の基盤となる炉辺会合の不足やロータリー情報の不足から来る例会の停滞、クラブ全員が汗を流すような奉仕活動の欠如から発生する仲間意識の希薄化が意識の低下を招いているのかもしれない。これらを少しずつ改めていくことだと思う。ロータリーは単なる奉仕団体でないこと、夫々の人間性の向上をめざし、それが世の中でお役に立つことを意識してお互いモチベーションを挙げることだ。
幸いなことには吉田会長、實川幹事をはじめ素晴らしい会員がいる。会長は真偽かどうかを常に問い、正義を回復し、明るく楽しいクラブ作りを基本目標にしている。つまり4つのテストを履行することだと言っている。女性会員が3人いるが、ロータリー情報あるいはロータリーの歴史から学ぶ「思いやる心」を涵養してからの競り合いは大いに歓迎するところだ。世俗的な判断による競り合いはクラブの仲間意識を破壊する以外なにものでもない。クラブの盛衰は、会員が如何にロータリーから学ぶ気持を持つか、切磋琢磨しあうか、「思いやる心」を発揮するかにかかっている。最初はロータリーにおいてのみでもよい、世俗の考えから脱した考えを持ち、己の心の浄化に努めることだと思う。吉田、實川年度の成功を心から祈る。

四街道RCでは森本次郎会長、西野文康幹事、エッセイストから長編小説を創作している文筆家である吉成庸子エレクト、中沢良夫副幹事、塩田AGと懇談。26年目であり26名の会員で女性会員は3名である。直前会長が女性であり、次年度の会長が女性である。四街道クラブの特長はセブRC(創立75年)とセブサウスRC(創立35周年)との23年にわたる交流を続けていることだ。それも国際社会奉仕(WCS)の活動を活発に行っている。愛国学園にインターアクトクラブを提唱し、少ない会員ながら大きな知恵を駆使している様は地区の模範である。あらゆるチャンスを捉えて浅く、広く募金を行い、奉仕活動に供している。四街道交響楽団の定期演奏会にインターアクターにも募金の経験をさせている。中古衣類を集めてセブ島に送っている。来年にセブ島の両クラブの創立記念に家族同伴で訪れるそうだ。
退会者はいないが、新会員の入会に苦慮している。しかし、バランスよい活動を続けている四街道クラブが増強のためにロータリーのハードルを低くすることをして欲しくない。違う観点からの増強は大いにしていただきたい。会員全員がロータリーを楽しんでいる四街道RCの発展を期待したい。

創立12年目になる佐倉西RCの野崎泰夫会長、松末信男幹事、能楽の大家である橋岡久太郎エレクト、野池尚美副幹事、塩田AGと懇談。9時からの談に疲れるが、クラブの役員にとっては真剣だ。気を持ち直して話を聴く。女性3人を含む18名の会員で20名をクリアーしたい。平均年齢50歳ぐらいで比較的若く会員なので仕事真っ最中の会員が多いので出席率は低いが協力し合っているのが特徴だという。 ロータリーから知る知識、精神的な向上、仲間意識の高揚などにおいては、これからと言う感じだ。それだけにロータリーの進路を誤らないことが肝心となる。すでに組織を4つに大分類しているが、小委員会を設けているので従来と変わらない。3クラブともCLPを採用する予定だがどのようにしていいか分からない状態である。この説明に15分を割いたが大切なことだ。どうしても従来の組織が先入観としてこびりついている。
CLPの目的を理解し、それに向かい全員でクラブ活動に参加する組織を素直に作り出すことだ。全員参加型のクラブになると、増強時に口コミで若い人の獲得ができるようになる。ロータリーを通して佐倉市内の工業団地内の企業との交流を勧める。地区のセミナー開催時間帯に9:00−12:00とか17:00−19:00を考えて欲しいと要望された。13:00からのセミナーにはいろいろ難があるとのことだ。

今後、佐倉RC、四街道RC、佐倉西RCは会費に見合う活動にどうしたらよいか、ロータリーの歴史や、他のクラブとの交流から多くを学び、知恵を絞り、自らの勇気を鼓舞して、支え、支えて貰い、良いクラブ、良きロータリアンなることを願う。地区の縮図を見ているようだ。
10月の終わり
24クラブの公式訪問、地区大会、1クラブの周年記念、山形の地区大会と矢継ぎ早にこなす。ハードな月であったが、事務所職員の気配り、家族の健康管理のお陰で無事済ますことができた。地区大会では大会を企画し、成功させた幹事団、大会関係者に感謝したい。ロータリアンの絆と思いやりを強く心に抱いた。全ての人に感謝、感謝である。