拝啓　春寒の候、ますます御健勝のこととお喜び申し上げます。平素は地区のロータリー米山記念奨学会活動に格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

さて、２００９-１０年度も残すところ３ヶ月となりました。
ロータリー米山記念奨学会の「２月末日現在の寄付金傾向の報告」によりますと、前年度比で普通寄付金は１．８７％減、特別寄付金は１９．７５％減、寄付金全体では前年同期比で １３．８３％減、約１億７０００万円減少の累計金額１０億６４２４万円となっております。

第２７９０地区では目標金額４２５０万円（１人あたり１万５０００円）に対し、２月末日現在の寄附金は３２２０万円で、予算達成率は７５．７％となっております。

過去に潤沢な寄付金（約２０億円）があったときには、年間１，０００名の留学生に奨学金を支給しておりましたが、昨今の厳しい経済状況により、寄付金が約１４．５億円に減少し、現在では８００名となっております。

このまま、寄付金が減少し続けますと、２０１１‐１２年度には６００名となる見込みです。ご存知のとおり、皆様の寄付金無くして奨学金制度は成り立ちません。

このような状況をご理解いただき、日本独自の奨学金制度で、将来、全世界で多方面に活躍する優秀な人材を継続して育成するために、ぜひとも貴クラブの皆様に、さらなるロータリー米山記念奨学会へのご寄付をいただきますようお願い申し上げます。

平素より、様々なご協力ご支援のお願いが立て続き、誠に恐縮に存じますが、何卒よろしくお願い申し上げます。