より強力な 魅力あるクラブに

国際ロータリー第2790地区
2011−2012年度ガバナー 山田 修平
yamada

 国際ロータリー第2790地区ロータリアンの皆様と共に、2011−12年度1年間奉仕出来ますことを大変光栄に存じます。各クラブにおかれましては、クラブ会長・幹事を中心にしっかりと準備されてのスタートを迎えられたこととお慶び申し上げます。
  カルヤン・パネルジーRI会長は、「こころの中を見つめよう 博愛を広げるために」と提唱されました。このテーマを実践するために、3つの強調事項を掲げられました。第1に強い家族を築くこと、第2に私たちが一番得意とすることを継続していくこと、第3に変える必要があることは変えるということです。本年度1年間、各クラブでこれらを実践して頂きたいと思います。

より強力な 魅力あるクラブに

 きぬた私の住む木更津市は童謡で有名なたぬき囃子の故郷です。この逆さたぬきは、JR木更津駅西口に設置されています。
日本一のたぬき像を創る会では、「時には逆さになって見つめてみよう、今まで見えなかったものが見えてくるはずです」との発想で制作されました。
ロータリー・クラブも従来の発想を変えたクラブ運営によって、「より強力な、魅力あるクラブ」を目指したら如何でしょうか。
本年度地区の方針を「より強力な 魅力あるクラブに」と致しました。この方針を実現するために、発想を変えて、カルヤン・パネルジーRI会長の第3の強調事項である変化を実現しましょう。
  入会後3年未満の会員が、ロータリーのことを良く知らないで退会してしまう、と言うことを皆さんもお聞きになったことが有ると思います。
この原因は、色々あると思いますが、クラブがより強力であり、より魅力があったら、こうしたことは起こらないのではないかと考えています。本年度は、皆様のクラブをより強力に、より魅力あるクラブにしていただきたいと思います。

 より強力な 魅力あるクラブになるために、地区として次の10項目の重点目標を掲げました。

1.   五大奉仕部門への理解と実践−クラブ委員会数の見直し
2.   各クラブ10%の会員増強
3.   会員研修の充実
4.   クラブ例会の充実
5.   職業奉仕の重要性の再確認
6.   各クラブで社会奉仕部門での新規事業の立ち上げの検討と実践
7.   国際奉仕活動への関心と実践
8.   新世代の健全な育成
9.   ロータリー財団と米山記念奨学会への理解と協力
10.   RI国際大会参加の推進

  これら10項目を、皆様のクラブで実践していただきたいと思います。スペースの関係で詳しく記載できませんが、概略次の通りです。

1.五大奉仕部門への理解と実践ー委員会数の見直し については、四大奉仕部門が五大奉仕部門に変更になりました。
これに合わせてクラブに新たに新世代奉仕委員会を設置すべでしょうか。
私は、逆に委員会数を減らした方が良いと考えています。
地区内のクラブの平均会員数が34名程度ですから、委員会数を思い切って5〜8程度にしたら如何でしょうか。
会長、幹事、理事、S.A.A等を除くと、30名以下になります。委員会数を5〜8程度にすると、各委員会は4名から8名程度で構成されます。
各委員会で会議を開催して、クラブの運営やロータリーについて話し合っていただきたいと思います。
カルヤン・パネルジーRI会長の第3の強調事項を実践していきましょう。
2.各クラブ10%の会員数増強

3.会員研修の充実

4.クラブ例会の充実
  これらの3項目は、クラブ奉仕部門に関する事項です。会員増強については、本年度は特に力を入れていただきたいと思います。会員増強の目標を各クラブ10%増においていただき、これを実践していただきたいと思います。クラブの会員増強は会員増強委員長とか、クラブ会長とか、誰かがやってくれるだろう。という、いわばあなた任せにしいで、会員全員一人ひとりがこれにあたり、クラブ会員全員が必死になってこれにあたれば、必ずや達成できると思います。
後に皆さんの年度を振り返って、「あの年が転機だった」と言えるような年度にしたいものです。
  会員研修の充実とクラブ例会の充実により、全会員がロータリーの様々な事柄を理解していただきたいと思います。このために、各クラブでクラブフォーラムを実施していただきたいと思います。

5.職業奉仕の重要性の再確認については、ロータリー、の独自の概念だと言われている職業奉仕の本質をしっかり見極めるようにしていただきたいと思います。
ロータリーの第2の奉仕部門である職業奉仕は、事業および専門職務の道徳的水準を高め、品位ある業務はすべて尊重されるべきであるという認識を深め、あらゆる職業に携わる中で奉仕の理想に従って自分自身を律し、事業を行うことが含まれる。とされています。

6.各クラブで社会奉仕部門での新規事業の立ち上げの検討と実践については、決議23−34の第4項を参考にして、各クラブが従来実施している活動の他に、新たな事業を実施していただきたいと思います。

7.国際奉仕活動への関心と実践については、世界社会奉仕(WCS)プログラムが本年度から廃止されます。
しかしRIプログラムとして廃止されるだけで、各クラブが実施ししているWCSを廃止するようなものではありません。海外のクラブと姉妹締結して、WCSプログラムを実施しているクラブは、是非とも続けていただきたいと思います。

8.新世代の健全な育成については、五大奉仕部門に新世代奉仕部門が入りましたので、地区の委員会構成は変更しましたが、クラブの委員会構成を変更する必要はありません。ロータリーは従来から新世代の育成に力を入れてきました。各クラブは、従来通り新世代の件、育成に力をいれていただきたいと思います。

9.ロータリー財団と米山記念奨学会への理解と協力については、世界中のロータリアンが育ててきたロータリー財団と、日本のロータリアンの誇りとなっている米山記念奨学会について、皆さんは充分理解されておられると思いますが、更に理解を深めていただきた
いと思います。

10.RI国際大会参加の推進については、その意義をまず理解していただきたいと思います。その上で、地区内から多くのロータリアンの登録をお願いします。
本年度のRI国際大会は、2012年5月6日〜9日にタイのバンコクで開催されます。地区に国際大会推進委員会を設置致しました。この委員会では、国際大会に合わせて、地区ナイトを開催して、現地で皆さんにお会いしたいと計画しています。特にクラブ会長エレクトの皆様には参加を奨励致します。

略    歴
氏  名 山田 修平(やまだ しゆうへい) ロータリー歴
生年月 日 1941年(昭和16年)7月28日 1987年2月18日 木更津東ロータリー・クラブ入会
通常連絡先 〒292−0806木更津市請西東
1−5−4(ガバナー事務所内)
1991年4月25日 一身上の都合により退会
所属クラブ 木更津東ロータリー・クラブ 1993年11月24日 再入会
職業分類 税理士 2000−01年度 クラブ幹事
    2006−07年度 クラブ会長
    2009−10年度 第4分区ガバナー補佐
    2011−12年度 地区ガバナー
    認   証 ベネファクター  
マルチプル・ポール・ハリス・フェロー  
米山功労者


 

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