ロータリーデイ行事:『第12回国際里山のつどい』
千葉南ロータリークラブ 会長 竹尾 白
ロータリー活動の一環「ロータリーデー」事業として企画し、広報及び、地域社会への感謝、奉仕活動に取り組みました
この行事を初めて開いたのは15年前、留学生により、コブシ、サクラ、カエデ、ツツジなどを約100本を植樹した「花と野鳥の森づくり」から始まりました。現在の表題となってから12年目となり、毎年、樹木の管理や区域の拡大を図ってきました
開催のきっかけは、米山奨学生やロータリー財団奨学生と、ロータリアンとして接して感じたことです。
すなわち、奨学金の給付期間中は、ロータリアンと学生、また学生同士はクラブからの奨学金の給付があり、関係は比較的密といえます。一方学生間の交流は、選考会、地区大会、忘年会などの限られた機会となっていました。給付期間が終了すると、この場は、学友会に移りますが、ロータリアンや、学友間の交流は、多くの場合、途絶えてしまうのが現実で、勿体無いと事と感じ、もう少しクラブの手によってこれを増やすふやす事が出来ないかという思いからでした。
この間、ロータリー地区補助金を申請し、苗木や草刈カマの購入、機械のレンタル料などに活用してきました。
当日は、真夏の屋外作業には最適な曇天に恵まれ、9:30の開会に続き、里山の多面的な機能の一つ、地球温暖化の原因となっている空気中の炭酸ガスの増大に対し、樹木の生育によるCO2の吸収を促進するための、保育作業です。草刈、枝打ち、雑草の処理などに汗を流し、作業は一段落。
近くの谷当キャンプ場に移動してからは、地元の農産物のバーベキューや、長い青竹で作る、そうめん流しを楽しみました。小さな子供たちも、大人顔負けの食欲に、皆で大喜び。障害者福祉施設「里山の仲間たち」によるハンドベルの演奏や歌、ウクレレ演奏家による異色のアトラクション、参加者の近況報告を交え、賑やかに交流を進めました。ラフな服装でのアウトドアのメリットが、オープンな会話を一層楽しいものにしていたようです。 来年の第13回は、同じ「海の日・7月20日」の開こうと考えています。地区内外の、ロータリアン、奨学生、県民の方々のご参加をお待ちしています。
1.行事名 第12回国際里山の集い ロータリーデイ行事
2.日時、会場 2014年7月21日(月) (曇り)海の日
9:30 ~ 15:00 千葉市若葉区谷当町の里山及びキャンプ場
3.参加者 総数 82名 ロータリーの現・元留学生および家族 米山学友会代表 ラジブ・シュレスタさんなど11名
ロータリークラブ会員及び家族 34名 市民 37名
4.主催: 千葉南ロータリークラブ
後援ほか:国際RC第2790地区ガバナー・地区委員会、千葉県、千葉市、千葉県緑化推進委員会、
ちば里山センター、バランス21谷当里山計画、里山の仲間たち