2015年12月
国際ロータリー第2790地区
ガバナー 櫻木 英一郎(千葉RC)
ガバナーって何だ?
「ガバナーはRIの役員です」「それがどうした?」「ガバナーはRI側の役職なんです」「何だそれは?」「ガバナーはRIの一員なんです」「そんなはずはない。あんたは千葉クラブの会員だろ?」「RIのラビンドラン会長だってコロンボRCの会員です」「ガバナーはこの地区の全クラブの取りまとめ役だろ?」「本来はそうじゃぁないんです」
地区に一人ずつRIの役員を配置
全世界の34,000のロータリークラブは国際ロータリー(RI)の加盟会員です。RIは全世界の加盟会員であるクラブにRIの方針を効果的に伝えて浸透させる為に、便宜的に34,000のクラブを534のグループに分けました。それをDistrict(地区)と言います。更にRIは各地区にRI方針を推進する役を配置します。それがガバナーです。
クラブはRIの言う事を全部きかなくてはならないのか?
クラブがRIの会員であるという事は、我々ロータリアンがクラブの会員であるのと同じです。クラブの会員としてクラブが決めた事に従うのは当然です。しかし、会員だからと言ってクラブの活動に100%出なければならないとは限りません。会員も一個の人間であり意思も都合もあります。しかし100%守らなければならないことがあります。それは世界共通のクラブ定款と、各クラブが定めたクラブ細則です。
クラブは意思を持つか?
クラブはRIが提示した定款の範囲内で自分の意思に拠り細則を決められます。クラブの意思を決定するのは理事会です。だからクラブは意思を持ちます。しかし、あくまでも定款とRI会長の方針に反しない限りです。もっと詳しい事は新年号に続きます。