今月のガバナーメッセージ

governor

地区スローガン

「Bring up Engagement
 エンゲージメントを育もう」

国際ロータリー第2790地区

2023-24年度ガバナー

鵜沢 和広 (千葉若潮RC)

2024年4月

「環境」月間に寄せて

1月1日の能登半島地震で被災された方々の中には、まだ自宅に帰れない多くの避難者がいます。避難先の学校で卒業式を迎えたり、諦めて移住を決める方もいるようです。今、世界中では気候変動による自然災害で多くの避難民が発生しており、その数は紛争による避難民の数と大きく変わらないと言われています。2021年7月にロータリーの重点分野に新しく「環境」が加わりました。我々ロータリークラブも積極的に環境問題に取り組み子供たちの未来を守っていくことが大切です。

ロータリークラブが取り組んでいる環境保護活動には

1. 公園や海岸などの清掃イベントを主催し、地域の美化と自然保護を促進する活動。

2. 地域社会やメンバーに環境への意識を高める取り組みをしたり、環境に関する講演会やワークショップを開催し、持続可能な生活やエコロジーについての理解を深めるような啓蒙活動。

3. 太陽光パネルの設置や風力発電プロジェクトの支援など、地域の持続可能なエネルギー源の開発を支援する活動。

4. 森林の再生や環境改善に向けた植樹プロジェクトを実施し、地域の豊かな自然環境の維持を支援する活動。

などがあります。

第2790地区では昨年12月に第5グループが中心となって鋸山を日本遺産に登録することを目指す活動の一環として清掃活動を行い、3月には館山の沖ノ島で森の再生プロジェクトを開催しました。その他、クラブ単位での水辺や公園の清掃活動も盛んに行われています。ロータリーが中心となって多くの市民を巻き込んで環境保護活動を行い、インパクトをもたらすことが出来ればとてもうれしいことです。
2023-24年度も残り3ケ月となりました。皆さんのクラブで予定されている奉仕活動の成果はいかがですか。近年のロータリーは継続性を重んじています。素晴らしい奉仕活動は継続して拡大することが大切です。皆さんの奉仕活動が成功するか否かは皆さんの「やる気とクラブの団結」にかかっています。ロータリーの行動計画には四つの優先事項があり、その一つは「インパクトをもたらす」です。皆さんのクラブの奉仕活動の成果を世の中に伝えてインパクトをもたらしてください。

 

メッセージアーカイブ

  • 2024年3月

    水と衛生月間に寄せて

     

    1月1日の能登半島地震でお亡くなりになった方々のご冥福と行方不明の方々が一日も早く発見されることをお祈りし、そして被災された方々にお見舞いを申し上げます。

    地区内の皆様に支援のご協力をお願いいたしましたところ900万円近くの支援金が寄せられました。皆様のご支援に心から感謝申しあげます。

    第2地域のロータリー公共イメージコーディネーターを務められている神野正博PDG(七尾RC)はご本人も被災されていますが地震当日より理事長を務められる恵寿総合病院で患者を受け入れスタッフ総勢で懸命に地域医療にあたられています。SNSやニュースを通じて拝見しておりますが本当に頭の下がる思いです。能登半島では地震後1か月が過ぎても珠洲市・輪島市・七尾市他多くの場所で断水が続いています。蛇口を捻ればきれいな水が出ることが当たり前な日本にとって、水の大切さを再認識させられる事態に直面しています。アフリカや東南アジアの国々の中ではまだまだ井戸の無い村もあり水汲みが日課になっており、たとえ井戸があっても飲料水には適さない場合も多くあります。日本人には理解出来ないような環境で水との戦いをしている人達が世界中に沢山います。

    水と衛生は、人々の健康と福祉にとって非常に重要な要素です。水は生命の基本であり、適切な衛生状態を維持することは病気や感染症の予防に不可欠です。さらに、水と衛生に関する教育も重要です。人々に適切な手洗いや生活環境の清潔さについての知識を提供することが必要です。特に、災害時や緊急時には、適切な衛生対策が重要となります。
    そして健康維持や疾病予防、環境保護に於いて大きな役割を果たしています。

    2022年1月から10月にかけて、カラチRC(パキスタン・カラチ)、大阪アーバンRC(大阪北部)、セントキャサリンズ・サウスRC(カナダ)が提唱者となり、カラチ内5ケ所のスラム地区に太陽光発電浄水設備を設置するグローバル補助金プロジェクトを実施しました。これらはポリオ感染のリスクが高い地域であり、安全な飲み水を提供することでポリオウイルスの感染を阻止する狙いもありました。このプロジェクトは、ポリオ感染抑止だけでなく、コミュニティ全体の健康改善、浄水設備の保守と運用におけるコミュニティの能力
    向上、安全な飲み水の必要性に関する意識向上も目指しています。第2790地区のクラブでも過去にTRFの地区補助金を活用してフィリピン等で井戸の掘削事業を行っていますし、今後も取り組まれるクラブも有ろうかと思います。皆さんのTake Actionを期待しています。

  • 2024年2月

    月信2月号に寄せて

     

    2月は「平和構築と紛争予防月間」です。
    ゴードンR・マッキナリーRI会長はCreate Hope㏌ The Worldのメッセージに込めて世界の平和を願っています。
    2022年2月24日に始まったロシアのウクライナへの侵攻は未だに出口の見えない泥沼化の様相を呈しています。また新たにパレスチナ自治区での紛争が始まり、ニュースでは罪のない多くの市民が病院に運ばれる光景を目にします。その他アフガニスタンやイエメン、シリア、南スーダン、ミャンマー、ソマリア等々多くの国や地域が戦争・紛争下にあります。戦火を逃れた難民の数は2022年時点で8200万人以上であり、とても残念な事にその数はもっと増えています。
    ウクライナから隣国ポーランドへの難民の数は現在でも200万人以上です。先日、駐日ポーランド共和国大使館でパウェル・ミエウルスキー特命全権大使にお目にかかりましたが、ポーランドには難民キャンプはなく、すべての難民を家庭で受け入れているそうです。素晴らしいポーランドの方々に心から敬服するばかりです。そして日本でも2568人2023/11/29現在)のウクライナ難民が生活しています。しかし、世界中の多くの難民は暖かい食事やベッドがあるわけではありません。テントでの生活を余儀なくされ水や食料に不自由している難民の方が圧倒的に多いのです。世界中の難民が安全になった母国へ帰れる日が一日も早く来ることをみんなでお祈りしましょう。
    さて私は、クラブへの公式訪問の真っただ中にあります。このガバナー月信2月号が皆様のお手元に届くころは丁度半ばに差し掛かった頃で、毎日東奔西走していると思います。それぞれのクラブの皆さんと意見交換出来ることはとても楽しく有意義です。クラブの実情や特色、そしてクラブビジョンを伺い少しでも効果的なアドバイスが出来ればと思って会長幹事との懇談会や例会に臨んでいます。会員の減少に伴いクラブ運営上の予算や奉仕活動費の捻出が厳しくなって苦慮しているクラブ、会員の世代間の意見の隔たりから新しい方向性が出せないでいるクラブ、会長に成り手がいなくて困っているクラブ等などクラブの抱える悩みは様々ですが会員の皆様が笑顔で問題を解決しようと取り組まれている姿勢を拝見して頼もしく思えました。また入会歴の浅い会員へのラーニングで地区の支援に期待を寄せているクラブも多くありますのでガバナー補佐の方々や地区ラーニング委員会とクラブへの支援について協議していきたいと考えています。私がガバナーを務める年度は残すところ4ケ月となり満足の頂ける効果は出せないかもしれませんが地区戦略計画委員会にラーニング体制の在り方を提案して次年度以降に継続できるよう努めて参ります。

  • 2024年1月

    ロータリー研究会に参加して

     

    11月21日・22日の2日間、神戸に於いてゴードン R・マッキナリーRI会長ご夫妻をお迎えしてのロータリー研究会に参加して参りました。佐藤RI理事の招集のもと国内34地区のシニアリーダー・ガバナー・パストガバナー他とそのパートナーが参加して20日に行われたRI会長ご夫妻歓迎晩餐会から大いに盛り上がり内容の濃い研究会となりました。その中で、第2790地区はロータリーカードの個人及び地区の部門でそれぞれ第1地域のNO.1を獲得して、柏西RCの水野晋治さんと私が登壇してゴードン会長から楯を頂きました。またロータリーデーのフォトコンテスト部門では8点の入賞の中で第2790地区が2点を占め、大木英之地区幹事長の作品がRPIC賞を受け、なんと松永達人地区公共イメージ向上委員長の作品が栄えあるRI会長賞に選ばれゴードン会長から楯を贈られました。そして締めくくりはCreate HopeのセッションでCreate Hope in Engagement ― 奉仕の心を育んで ― と題して地区の取り組みを発表することが出来ました。内容は8月20日に行われた千葉市親子三代夏祭りでのお神輿渡御やポリオ根絶キャンペーンと日本経済新聞への広告掲載事業への地区を挙げての協力と「Hajime Asano memorial」と題したファンドレイジングについてでした。日本の34地区の中から4地区だけが選ばれて発表するという絶好のチャンスで第2790地区をアピール出来たと自負しております。

    さて、今月は職業奉仕月間です。1923年のセントルイス国際大会で23-34の決議が採択されてから100年が経ちました。その年の7月からRI会長を務めたGuy Gundakerはロータリーとは、『ロータリークラブにおいては「親睦と学びの場」であり、ロータリアンにおいては「人間性の向上」をもたらすものであり、仕事においては「事業と業界の発展向上」に繋げるべきものであり、世間においては「世の中を良くしてい
    く向上運動」であり、究極の目的は「素晴らしい真のロータリアンを」を育て、支援し、増やすことである。』と言っています。そして『素晴らしい真のロータリアン』とは、ロータリーで親睦と学びを通じて成長し、事業、業界、そして社会の向上に貢献する人である。親睦と学びの場である例会に必ず出席し、ロータリーの歴史や伝統、価値や奉仕理念を学び職業観や人生観を深め、奉仕の意欲を高め、奉仕の心を磨き、事業経営、業界、社会に対する見識を広め、かつ向上発展に努め、何より寛容な心でロータリーの志を共にする者同士の仲間意識を強め合いながら、自らの使命として世の中に貢献していくロータリアンである。と彼の言葉です。
    私もロータリーの志を共にする仲間意識、つまりロータリーのfellowshipを大切にして一生の友を増やしていきたいと思っています。

     

  • 2023年12月

    地区大会を終えて

     

    今年の地区大会はコロナ禍の制約が解けてフルスペックで行われ1500名の地区会員にご参加いただき盛大に開催出来ましたことにとても満足しています。ご参加いただいた皆様に心から御礼を申し上げロータリーの友情に感謝いたします。そしてRI会長代理として2008-09年度RI会長の李東建様ご夫妻をお招きできたことは第2790地区にとってこの上ない栄誉なことでした。また小沢一彦元RI理事をはじめ水野功RI理事エレクトや足立功一元LF、中谷研一LF、他JAPAN ROTARYの多くの地域リーダーの皆さんにご参加いただき記憶に残る地区大会でありました。準備・運営に携われた皆さんの一人一人と握手をしてお礼を申し上げたい思いです。
    さて地区大会は毎年、地区ごとに開催されます。地区大会の目的は、クラブ会員がロータリーの最新情報や地区内の活動状況について学び、ほかのクラブのロータリアンと交流することです。そして以下のようなプログラムが含まれます。
    ・RI会長代理の訪問(大会期間中、会長代理がRIの最新情報を伝え、会員の活動意欲を鼓舞する)
    ・地区に関する報告(活動成果と課題を含む)
    ・地区案件の討議と投票
    ・地区会員が関心を持つような主題の講演(地元や海外の講演者による)
    ・交流・ネットワーキングの時間、奉仕活動やリーダーシップに関する情報の提供
    ガバナー年度の日程を立て始めたのはガバナーエレクトに就任した頃で地区大会の日程や会場が決まったのは2022年の9月頃だったと記憶しています。他の会場も検討しましたが私の所属する千葉若潮ロータリークラブの例会場であるホテルニューオータニ幕張で決定しました。本格的に準備を始めたのは地区研修協議会が終わってからで、実行委員会全員が地区大会モードに入って行きました。予算編成やプログラムをどうするかなど歴代幹事長やガバナー事務所のスタッフからアドバイスを貰いながら大木幹事長や鈴木地区大会実行委員長が頭を悩ませているのを横目に私は記念講演や晩餐会のアトラクションをどうするかで思いを巡らせていました。記念講演を頂いた銚子電鉄の竹本社長の講演はユーモアあり感動ありで大好評でしたし、ジョン・健・ヌッツォのテノールも非日常を感じさせてくれました。本会議2日目の午後はお弁当を食べると4割の方が帰ってしまって会場に空席が目立ったのが残念で講演をして頂いた竹本社長に申し訳なく会員に最後まで残るように案内をするべきだったと反省しています。最後の大懇親会はオールディーズナンバーに合わせて皆さんに踊って頂けたので大成功でした。今回は大会費用の捻出のためプログラム冊子に名刺広告を募集して40社の会員企業から120万円を協賛して頂きました。
    皆様のロータリーの友情に改めて感謝いたします。この地区大会は私のロータリー人生でかけ一層大きなものになったことは言うまでもありません。

  • 2023年11月

    ロータリー財団月間に因んで

     

    1917年に当時のRI会長のアーチ・クランフが、アトランタ大会に出席したロータリアンを前に、「ロータリーが基金をつくり、全世界的な規模で慈善、教育、その他、社会奉仕の分野で、何か良いことをしようではないか」と提案しロータリー基金が創設されたのがロータリー財団の始まりです。そしてロータリー財団の正式名称は「国際ロータリーのロータリー財団」です。つまりロータリー財団は我々ロータリーが地域でそして世界で良いことをする為の財源なのです。

    皆さんはロータリー財団に対してどのようなイメージを持たれていますか?「寄付のお願いばかりでどのように使われているかよく分からない」という言葉を耳にしますが、分からないのではなくて知ろうとしないのではないでしょうか。1985年当時ならまだしも今はロータリーの中でも情報が溢れています。自分が興味を持てばいろいろなツールで財団の活動について調べる事が出来ますし、地区の財団委員会は時間を惜しまず卓話に赴いてくれます。ラーニングです!自らが学ぼうとすれば情報はどんどん入ってきます。知ろうとすればロータリーはその機会を大きく開いています。

    先日、駐日パキスタン大使館に表敬訪問に行って参りました。第2790地区の有志10名が来年の2月にパキスタンのカラチに訪れてワクチンの経口投与を行い現地での経験を踏まえて再度第2790地区のロータリアンにポリオ根絶への協力を訴える予定です。今回は10名のVISAの速やかな発給と現地での安全確保をお願いして参りました。大使からの説明でもアフガニスタンとの国境の山岳地帯は紛争地帯でワクチン投与や検査もできない状態でありポリオ根絶には時間がかかるとの説明でした。しかし我々ロータリアンは世界の子供たちと約束したポリオを根絶することを諦めてはいけません。インドやアフリカ大陸からポリオを根絶した実績を勇気に、これからも努力を続けましょう。

    第2790地区の地区補助金の利用は約半数のクラブに留まっています。クラブで奉仕活動を積極的に行うことはクラブの活性化に繋がります。そして地区補助金を活用して奉仕プロジェクトをよりインパクトの有るものにすることがロータリーの公共イメージの向上に繋がりますので皆さんの積極的なTake actionをお願い致します。

  • 2023年10月

    「地域社会の経済発展」月間に寄せて

     

    「machimori」この会社名をご存じですか?私が子供だった1960年から70年代まで熱海は関東の有名な観光地でした。一時は年間の宿泊者が500万人以上でしたが徐々に減少し、バブル経済崩壊後の1991年以降急激に落ち込み、2006年には熱海市が「財政危機宣言」を発出、2011年にはピーク時の半分の246万人にまで落ち込みました。その熱海の危機を救い「熱海の奇跡」を起こした一人の青年がmachimori」の代表取締役市来広一郎さんです。熱海で生まれ東京でコンサルティング会社に勤めていた市来さんが、故郷の未来に強い危機感を抱き、熱海再生の志を持ってUターンしたのが2009年のことで、街づくりを手掛けるNPO法人を立ち上げました。市来さんが、熱海再生に向けてまず問題意識を持ったのが「地元の人が地元を知らない」、「熱海の人たちは地元にネガティブなイメージしか持っておらず地元を楽しんでいない」これらでした。そこで始めたのが地元の人が地元を楽しむプログラムや、街歩き、温泉めぐり、農業体験、マリンスポーツ体験など、地域の人がガイド役を務めるツアーを仕掛けました。この取り組みは2011年まで約3年間続き、徐々に案内される方も、案内する方も地元に対する意識が変化していき、地域の人が地元に満足を覚えれば、訪問者に対してホスピタリティーが育ち、訪問者の満足度も上がるという好循環が生まれ始めたそうです。そして行政も市来さんの活動に刺激されついに重い腰を上げました。結果、熱海への観光客はリピーターが多く且つ世代も若返り熱海で起業する若者も増えているそうです。シャッター街だった熱海銀座に空き店舗がなくなる日は間近で、アパートの入居率も上がっているそうです。市の税収が増えているのは言うまでもありません。
    10月21日・22日は地区大会です。22日の記念講演のゲストスピーカーは倒産の危機にあった「銚子電鉄」を見事に再建させた名物社長、銚子電気鉄道株式会社代表取締役竹本勝紀さんです。銚子電鉄再建のストーリーとユーモア溢れるエピソードは是非地区大会に参加して竹本社長から直接お聞きして頂きたいと思います。私も楽しみでなりません。
    8月20日に千葉市で親子三代夏祭りが開催され千葉市内の11のクラブと八日市場RCがお神輿を担いでお祭りに参加しました。同時にポリオ根絶のイベントも行い、合わせて300名以上のロータリーファミリーで千葉市を美しくする会主催のこのお祭りを盛り上げることが出来たのはロータリーの公共イメージの向上と合わせて地域経済の発展に寄与出来たと本当にうれしく満足感で一杯になりました。

  • 2023年9月

    基本的教育と識字率向上月間に因んで

     

     みなさんは電話派ですか?メール派ですか?感情を伝えるには言葉の方が効果的と思いますが、情報の伝達や保存では文字の方が勝ります。人類は文字の発達によって教育の基盤を作り文明を発展させてきました。つまり人類の発展に識字は必要条件であったのです。
     江戸時代の日本人の識字率は、当時の欧米諸国にとって驚くものでした。特に19世紀初頭の日本の識字率は非常に高く、世界的にも類を見ない水準だったそうです。江戸時代の日本では、識字教育が重要視され、特に農村部でも広く普及していました。この識字教育の普及には、幕府や藩の支援と寺子屋などが大きな役割を果たしていたと言われています。寺子屋による教育は家庭や地域の経済的な事情から広く受け入れられ、階級や身分に関係なく子供たちを受け入れることが出来たため、社会的な階層の上昇や知識の普及にも寄与しました。このように江戸時代から日本人の識字率が高かった為、世界での覇権を競っていた欧米列強にしても日本を植民地化することは不可能と判断していたようです。
     私の所属する千葉若潮RCでは国際奉仕事業としてカンボジアの教員養成学校への教材支援を継続して行っています。カンボジアのポルポト政権下の悲惨な歴史はみなさんもご存じだと思いますが、多くの教員や知識人が惨殺されてしまったため教員の育成が急務となっています。カンボジアでは各州に小中学校の教員養成学校があり不足している教員を急ピッチで育てています。高校を卒業した若者をプノンペン大学教育学部を卒業した教官が指導にあたっていますがそのスキルが不十分な為、日本の公益財団法人はその教官たちをサポートする指導者を派遣しています。この事業に東京のロータリークラブがチームを組んで参加しています。
    我々のクラブは圧倒的に不足している教材の支援を担当しており、私も3度カンボジアを訪問して参りました。経済を発展させ平和を推進して女児のエンパワメントを実現して行くために
    教育は欠かせません。国民の教育水準を向上させ経済を発展させることが生活水準の向上に繋がります。そして飢餓を無くし疾病予防を行い母子の健康を計る為に平和は欠かすことが出来ません。ですから安らかな国を創るために教育は不可欠なのです。
     現在世界中では貧困や紛争下で学校に通えない子供たちが3億人以上いると言われていて、負の連鎖が繰り返されているのです。そこに暮らす子供たちに希望は生まれるでしょうか?ゴードンRI会長は彼のメッセージの中で「平和は希望が根付く為の土壌です」と表現しました。第二次世界大戦後の荒廃した日本を平和の下で世界有数の先進国に復興・発展させた日本人だからこそ率先して世界に平和の重要性を訴えていかなければなりません。我々日本のロータリークラブとローターアクトクラブはその推進力となることを目指して活動しましょう。

  • 2023年8月

    8月は会員増強・新クラブ結成推進月間!

     

    地区研修協議会でもお話しました「2463」の数字ですが…みなさんは覚えていらっしゃいますか?
    そうです!この10年間に第2790地区で退会した会員の累計です。この中には企業出向の方の入れ替わりによる
    退会やお亡くなりになった方の数も含まれていますが入会3年以内で退会された方々の数が大きな割合を占め
    ています。なぜこの方々は退会してしまったのでしょう?「うちのクラブに合わなかったから仕方がないね」
    などと片付けないでください。紹介者の方はとても残念に思っているに違いありません。入会を勧めてから入
    会式に漕ぎ着けるまでに沢山の労力を払っているはずです。退会された方と紹介者の仲も退会をきっかけに疎
    遠になってしまうかもしれません。退会された2463名のうち2割の方がロータリーを楽しいと思っていてくれ
    たらきっとロータリーの世界はもっと活気があるアクティブなものになっていたでしょう。
    我々ロータリアンは職業倫理に忠実で自分には厳しくそして他には寛容の心で接しなければなりません。が、
    人に優しくするには自分もロータリーを楽しんで余裕を持つことも大切です。私と同期のガバナー補佐を務
    められた館山RCの川名光俊さんはいつもfacebookにうなずける言葉を載せてくれます。
    「頑張りすぎるな」
    自分に厳しく 人に優しく
    それは理想だけれど
    たまには、自分に優しくなってもよいよ。
    だって、
    余裕がないと 人に優しくできないからね。

    その通りだと思いませんか!昨年度のジェニファー会長はDEIがロータリーの中に浸透することを心から願
    っていました。今年度のゴードン会長も同じです、そして私も!
    退会防止こそが新入会員獲得につながると私は信じています。新入会員はロータリアン以外の知人も多くそ
    のネットワークには期待が持てます。大切なのは新しい会員が次のロータリアンを連れてくる気になるかど
    うかです。ロータリーに楽しさを見出しクラブに根付くことでロータリーの素晴らしさの伝承役になってく
    れるはずです。そもそもその伝承役がロータリーを退会してしまうようでは話になりません。
    私は多くの知り合いを入会へと導きましたし、そしてその会員が次の知り合いを紹介してくれています。
    私はロータリーに対してエンゲージメントを育んでいます^^から当然の行動です。「会員増強」を目標の数
    字ばかりにとらわれず、クラブの既存会員の団結を最優先にしてください。
    その結果として会員は増えてくるはずです。新クラブ結成については別号で取り上げさせて頂きます。

  • 2023年7月

    エンゲージメントを育もう

     

     ガバナー月信は今月号より前年度小倉純夫ガバナーから私が発行者を引き継ぎました。
    編集する月信委員会のメンバーも新体制になりましたので今年度も「らしさ」を出せるよう工夫を凝らして参りますのでご期待下さい。
    今年度は第2790地区の各地から寄せられた写真が表紙を飾ることになります。また書道家の万木寛子(ゆるぎひろこ)先生に書いて頂いた文字も毎月号書体が変わります。
    寺嶋哲生地区研修リーダーに「どなたかお知り合いに書道家はいらっしゃいますか」とお尋ねしたところ、数日後には書体の異なる沢山の作品を頂きました。これぞロータリアンの人脈の広さと感激した次第です。
     今月号の表紙は千葉市のZOZOマリンスタジアムと富士山、書体は私が選んだ作品です。毎月号月信メンバーそれぞれが選んだ作品になります。エクイティですね!また、表紙を飾るご当地写真は地区内カメラ自慢に広く公募したものから選ばれますのでお楽しみください。

     みなさんはどの様にしてロータリークラブに入会し、そして今もなぜロータリアンを続けているのでしょう?皆さんのロータリーストーリーを思い出してください。
    私は千葉若潮RCに1999年に取引先の先輩からの勧めで入会し地区の野球リーグやゴルフコンペを通じて親睦を深め幹事を務めた年に仲間との信頼を築き会長を務めた年に仲間に対する感謝の気持ちでいっぱいになりました。私が幹事を務めた年度に大変お世話になったガバナー補佐を囲む辻会は15年過ぎた今も続いていてかけがえのない仲間を得ることが出来たのです。千葉若潮RCのメンバーは基より近隣クラブや地区委員のメンバー達との信頼を繋ぎロータリーに貢献したいという気持ちが日々強くなってきました。
    この思いが私のロータリーに対する『エンゲージメント』です。会員がエンゲージメントを育むにはクラブに多様な価値観を受け入れ公平でインクルージョンな文化が必要です。
    会員がクラブを愛するにはクラブから愛されることが必要です。私見ですがクラブにDEIの文化を広めることは目的ではなく手段です。会員のクラブに対する帰属意識・貢献意欲を育むこと、つまりエンゲージメントを育むことこそが目的なのです。
     私が信頼する14名のガバナー補佐と地区委員会メンバーは新年度に向けて準備を重ね第2790地区ロータリークラブとローターアクトクラブのより活性化を目指して汗を流す気満々です^ ^。
    ロータリアンとローターアクターそして学友会のメンバーみんなで心を一つにしてロータリーライフを満喫しながらエンゲージメントを育む一年にいたしましょう。
     7月は「母子の健康月間」でありますがこのことにつきましては月信8月号で「会員増強・新クラブ結成推進月間」に因んでと合わせてお伝えいたします。

最新ロータリーレート

2024年4月 1ドル=151円

2024年3月1ドル=151円

2024年2月1ドル=147円

2024年1月1ドル=141円

2023年12月1ドル=147円

2023年11月1ドル=149円

2023年10月1ドル=149円

2023年9月1ドル=146円

2023年8月1ドル=141円

2023年7月1ドル=145円

2023年6月1ドル=140円

2023年5月1ドル=136円

2023年4月1ドル=133円

2023年3月1ドル=136円

2023年2月1ドル=130円

2023年1月1ドル=132円

2022年12月1ドル=138円

2022年11月1ドル=148円

2022年10月1ドル=145円

2022年9月1ドル=139円

2022年8月1ドル=133円

2022年7月1ドル=136円