2790地区の皆様、2008-09年度が始まります。
これからの1年間、このロータリー空間で共に奉仕活動ができますことはこのうえない幸せであり、全身の緊張感あふれる思いであります。
本年度、RIの指導方針のもとに世界のロータリークラブと連携して、我々の奉仕活動が皆の喜びであるような様々なプロジェクトを、広く力強く展開できるようにし、同時にそのことが我々自身のクラブ奉仕に有効に生かされ、クラブ基盤の活性化と会員増強につながるような活動を目標とする。
そのためにも我々は「ロータリーは親しい友人の集まりである」という「ロータリーの心と原点」を大切に、「日本人の和の心、それを支える武士道精神」という、かつて日本人の育み教えられた世界に誇るべき倫理道、
それは小さい弱い者を助け、大きく強い者に背を向けない、逃げないという卑怯を憎み恥とするヨーロッパの騎士道とも相通じるものであり、また勝負は鞘のうちにありと、ぎりぎりまで剣を抜かず、戦わずして勝つことを最上の手段とする「和の心」を最重要視するような武士道精神そのもので、ロータリースピリットをより深く浸透させ、ロータリーの基礎にクラブサーヴィスをすえ、職業サーヴィスを幹にすえ、社会奉仕と、国際奉仕の豊かな果実と花のため、親しい友人をロータリー空間に増やす努力をしましょう。
親しい友人が増えることはサーヴィスの心が増える事、最大の善をなし、最大の力が発揮できる事であり、究極のところ、奉仕プロジェクトを成功させる最大要因なのです。
そしてその為にも、李東建(D.K.Lee)RI会長は2008-09年度の強調事項に、各クラブは2009年3月31日迄に1名の会員純増(必須)と10%の会員純増(推奨目標)を掲げました。
- 本年度RIテーマと強調事項
李東建(D.K.Lee)RI会長は本年度のテーマを"Make Dreams Real"「夢をかたちに」といたしました。そして強調事項の水、保健と飢餓救済、識字率の向上の各分野で「子供たちにもっと光をあてて欲しい」と訴えました。
[夢」の一言はいろいろな意味が含まれています。
ロータリークラブの夢、李東建(D.K.Lee)RI会長の夢、子供たちの夢、我々クラブ会員一人一人の夢と数多くの夢があります。その中で我々の、世界のロータリークラブで5歳未満の子供の命を少しでも救って欲しい。その子供たちの死亡率を下げる事により、その「子供が生きる事により多くの夢をかたちにする事が出来るのです」と、RI会長は言っています。子供の死亡のほとんどは開発途上国でおきていますが、我々の見近でも、ヘルメット、チャイルドシートといったごく単純な器具が無いため、安全な遊具の不備のため、医療サーヴィスの不備のため、毎日、子供が死に、夢が死んでしまっているのです。また世界のあらゆる場所で、子供たちはいまだポリオの脅威にさらされており、私たちが約束どおりポリオのない世界を実現するまで脅威は絶えません。
2790地区クラブ会員の皆様が、このテーマと強調事項に沿った活動を強力に推し進める事をお願いいたします。
- 2790地区の重点活動項目
1. 職業倫理の向上を目指し、四つのテストを実践しましょう。
・クラブ会員の質の向上、ロータリー空間を通じて自らの職業倫理を高め、人生を高めてゆく事です。
2. クラブ発展の為の将来計画と実行に着手しましょう。
・今RCは高齢化、硬直化、高コスト化の3K の問題に直面しています。クラブの発展と活性化を促すCLPの推奨は、クラブの自治権、裁量権のより一層の拡大になり、思い切った発想の転換でクラブ運営は劇的に変化します。
3. 地区活動のスリム化に取り組みましょう。
・「スクラップ&ビルド」いろいろな奉仕プロジェクトはツールであり、究極の目的は、綱領に示されている理念をローアリアンが自ら実践し、広めてゆく事です。
- クラブ活動全般についての要請事項
1. 会員増強
友人をもっと集めましょう。
各クラブが純増1名を必須事項に、5〜10%以上の新入会員を目標に。
2. 社会奉仕・国際奉仕
「子供たちに光があたる社会奉仕プロジェクト」を実施できるようにご計画ください。
3. 職業奉仕
サーヴィスの真の意味、自らの職業を通じて他の人々に奉仕し倫理性を高めましょう。
4. クラブ奉仕
出席の充実、親睦活動を充実させ、クラブを効果的に機能させる事を主眼とします。
5. 青少年奉仕
青少年は未来のロータリアンの礎です。青少年交換、インターアクト、ローターアクト、ライラ等、クラブ主体の活動を活性化させてください。
6. ロータリー財団
・ RI財団の活動方針の第一はポリオ撲滅です。ゲイツ財団からの1億ドルの寄付を受け、2008年から3年間で1億ドル、毎年1クラブ1000ドルの寄付運動が始まりました。当地区では、毎年1人3000円を目標とすることにしました。
・ 各クラブのWCSプロジェクト、及び社会奉仕プロジェクトは可能な限りR財団のマッチング・グラント(MG)及び地区補助金(DSG)を有効利用しましょう。
・ 国際親善奨学生、世界平和フェローについて、各クラブの積極的なご協力をお願いします。
・ 年間一人$100を達成しましょう。
恒久基金への寄付は、各クラブ1名以上を目指しましょう。
7. ロータリー米山記念奨学生
日本独自の大変重要な国際奉仕活動です。日本全体の総額は14億6000万円。全国平均一人15000円です。
当地区も15000円以上の目標でお願いいたします。
- IMのテーマ
08−09年度はRI及び地区重点目標から、
下記のようなテーマで企画し、クラブ間会員の親睦友好を図ってください。
@ 子供たちに光が当たる奉仕プロジェクト
A 職業サーヴィス、倫理向上に対する私の考え方
B 私たちのクラブ発展の為の中長期計画
『多くの夢をかたちにしましょう!』
[ 略 歴 ] |
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氏 名 |
ア 山 征 雄 (さきやま ゆきお) |
生年月日 |
1941年1月3日 67歳 |
所属クラブ |
習志野中央ロータリークラブ |
入会年度 |
1986年10月 |
職業分類 |
舞台装置 |
最終学歴 |
山梨大学 工学部 醗酵生産学部 |
職 業 |
不二装備工業株式会社 代表取締役 |
ロータリー歴
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1986年 認証状伝達式運営委員長
1988年 幹事
1991年 9月 ポールハリスフェロー
1992年 会長
1994年 1月 米山功労法人
1995年 10周年実行委員長
2001年 第11分区ガバナー補佐 |