ハイライト米山

(財)ロータリー米山記念奨学会ニュース
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★ ハ イ ラ イ ト よ ね や ま 114号 ★   2009年8月13日発行   印刷用 ハイライトよねやま114号
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::今月のトピックス:: 
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1.寄付金速報 ― 2009-10年度の予算、14億5千万円を目指して ――
2.奨学生の募集が始まりました! ―
3.今年も『豆辞典』を発行します! !
4.米山学友が中部名古屋みらいRCの創立会員に
5.相次ぐ災害へのお見舞い
6.ホームページが新しくなりました!
7.学友版新DVD 好評受付中!

寄付金速報 ― 2009-10年度の予算、14億5千万円を目指して ―
2009-10年度の最初の月である7月の寄付金は、約2億900万円でした。前年度に比べて6.2%減、約1,400万円の減少です。普通寄付金が3.2%減、特別寄付金が15.2%減と、特別寄付金が特に厳しい滑り出しとなりました。この数字は、過去10年間では2004-05年度に次いで2番目に低い金額です。今年度の予算目標額は前年度と同じ14億5,000万円ですので、今後、より一層のご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。

奨学生の募集が始まりました!

2010学年度の指定校が8月10日、当会ホームページ(HP)で発表され、いよいよ来年4月採用の新奨学生募集が始まりました。 地区米山記念奨学委員会からの報告により決定した指定校は、全国で465校(前年度432校)。被推薦者数は1,702人で、この中から地区の選考を経て新規採用者約619人が選ばれます。
今回の募集より、公平性の観点から中国・韓国籍の学部生に応募資格が認められ、多くの学校で有資格者(米山奨学金の対象となる留学生)が増加したことから、今年初めて指定校となったり、指定校に復帰したケースが多くみられました。また、大学・大学院以外を対象とする「地区奨励奨学金」を導入したのは5地区9校で、昨年度の7地区11校からやや減少しました。 指定校に対し、推薦者を選ぶ際の「選考の目安」を提示した地区は26地区で、その多くが「国籍が偏らないこと」(21地区)、「日本語運用能力」(19地区)を希望しています。 募集要項・申込書はHPからダウンロードできるほか、8月15日付で当会から指定校へ送付されます。
“よねやま”を理解するための基本情報がすべて掲載されている『豆辞典』を今年も発行します。 ポケットサイズの小冊子の中に、米山記念奨学事業の特長、財政、寄付金の使途、表彰制度や米山学友の情報などが網羅されています。この『豆辞典』は、10月の米山月間資料として、全クラブに会員数分送付します。ぜひ手にとってご覧ください。

地区奨励奨学金 導入(5地区)
2550地区アジア学院 2650地区敦賀短期大学
2660地区JASSO大阪日本語教育センター 大阪コミュニケーションアート専門学校 大阪ハイテクノロジー専門学校
2680地区神戸YMCA学院専門学校 PHD協会
2710地区広島YMCA国際ビジネス専門学校福山YMCA国際ビジネス専門学校
高専専攻科指定 (2年ぶり3地区)
2530地区福島工業高専専攻科
2740地区佐世保工業高専専攻科
2800地区鶴岡工業高専専攻科
地区を越えた指定2570地区、2580地区、2750地区

今年も『豆辞典』を発行します!

“よねやま”を理解するための基本情報がすべて掲載されている『豆辞典』を今年も発行します。 ポケットサイズの小冊子の中に、米山記念奨学事業の特長、財政、寄付金の使途、表彰制度や米山学友の情報などが網羅されています。この『豆辞典』は、10月の米山月間資料として、全クラブに会員数分送付します。ぜひ手にとってご覧ください。

米山学友が中部名古屋みらいRCの創立会員に

中部名古屋みらいRCは、第2760地区【愛知県】と第2630地区【岐阜県・三重県】の財団学友や新世代プログラムOBなどが中心となって発足した新しいクラブ。カンボジア出身の米山学友のコン・テイリさん(2000-02年/名古屋大学大学院/岡崎東RC)は、その創立会員の一人です。
名古屋大学法政国際教育協力研究センターの准教授であるテイリさんは、カンボジアやベトナムの大学での日本法教育研究センターの開設に尽力してきたほか、この3月にはカンボジアで比較法学会を設立するなど、精力的に活動しています。学友としては、第2760地区米山学友会の監事を長年務め、ロータリーとの交流を続けてきました。
世話クラブの岡崎東RCとも連携し、同クラブのカンボジア小学校支援プロジェクトにも協力しています。 「これまでも母国の力になりたいといろいろな取り組みをしてきたが、これから中部名古屋みらいRCの仲間と一緒に何ができるかを考えていきたい。米山奨学生としてロータリークラブで学んだことを、ロータリークラブの一員として、皆と力を合わせて実践していくのが楽しみです」と、入会の抱負を語ってくれました。
テイリさんは、米国のハーバード・イェンチン研究所のVisiting Scholar(客員研究員)として招へいを受け、今夏アメリカのボストンに渡ります。11ヶ月の滞在期間中、アメリカ国内のロータリークラブにもメークアップに訪れて、米山記念奨学事業のことや日本のロータリーの活動について紹介してくる予定です。

相次ぐ災害へのお見舞い

8月11日明け方に発生した駿河湾を震源とする最大震度6弱の地震、台風9号による豪雨被害など、各地で大規模な自然災害が発生しています。被災地の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。こうした災害時、外国人は情報から取り残され、孤立してしまいがちです。皆さまの周囲に米山奨学生・学友がいましたら、ぜひ声をかけて下さいますようお願いいたします。

ホームページが新しくなりました!
米山記念奨学会のホームページが8月10日に新しくなりました。大好評の事業紹介DVD2種、「すばらしい贈り物」(22分を3分割で配信)、「心つないで、世界へ」(15分)も、動画で視聴できます。皆さまにとって最も関心の高い、奨学生や学友に関するニュースは更新頻度・情報量ともに高め、寄付の成果をより実感していただけるよう工夫しています。ぜひご活用ください! URL:http://www.rotary-yoneyama.or.jp/

学友版新DVD 好評受付中!
顕著な活躍を遂げる5人の学友を紹介する新DVD「心つないで、世界へ」(15分)。事業の成果を実感できる映像資料の決定版です。お申し込みいただければ、クラブ・会員に無料で送付しています。 【申し込み方法】 7月1日付でクラブに送付した「申込書」をFAX(FAX:03-3578-8281)するか、広報担当までお電話ください(TEL:03-3434-8681)

(財)ロータリー米山記念奨学会
〒105-0011 東京都港区芝公園2-6-15 黒龍芝公園ビル3F
Tel:03-3434-8681 Fax:03-3578-8281
E-mail:highlight@rotary-yoneyama.or.jp
URL:http://www.rotary-yoneyama.or.jp/
編集担当:野津のづ・峯みね


 

 

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