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柏東ロータリークラブ活動状況

柏東ロータリークラブ
米山学友とスリランカ訪問についての報告

柏市若柴1-419 (株)タクミハウス内
電話 04-7135-1124
FAX 04-7135-1122
 新年を迎え正月気分もまだ覚めない1月、早々からスリランカ訪問に付いて、柏東RCの新田会員や米山学友のサジーさんご夫婦と共に、いろいろとスリランカに付いて予備知識を入れながら準備をして参りました。
 スリランカ訪問に付いては、私が地区米山記念奨学会委員長時に、奨学生選考時からサジーさんとの交流が始まり、世話クラブの松戸西RCや大網RCなどへ共に卓話や交流をしているときから、サジーさんのスリランカに於いての生い立ちや、子供達の勉強をする環境などの話しを伺っていました。
 今回の1月23から3月1日においてのスリランカ訪問では、大網ロータリークラブの板倉会長やガバナー補佐を務められた、私の米山地区委員会の先輩である元委員長の四之宮氏も共に参加され、総勢14名で訪問をしてまいりました。
 米山学友のサジーさんも、ご自身が小さな頃に家庭が貧しく、勉強する環境がとても大変であった時に、里親となって頂いた方に、「自分の夢を追うことへのサポート」をして頂いた経験を持っていました。スリランカにおいては、大学への進学し勉強をする事が厳しい中、その大学へ進学し日本語の教師として教鞭をとっていましたが、更なる勉強をする為に、千葉大学の大学院へ進み研究をしているときに、ロータリー米山奨学生として私たちは巡り会うことが出来ました。
 サジーさんは、少しでも同じ境遇の子ども達への手を差し伸べる活動をし、其の子ども達へのサポートが出来たらと、自分たちの生活を犠牲にしながらもご主人と共に母国の子ども達への奉仕活動をされています。
 その母国の子供達が、夢に向かって勉強へ努力する様子などを伺っているときに、スリランカの子供達へ、里親をボランティアとしてお世話している鈴木康夫氏とめぐり合い、共に活動をしている話を伺ったのが、私達もお手伝いをするようになりました。米山奨学生としてのサジーさん家族と、我が家において家族交流を続けている中で、私や娘達も共にサジーさん達が活動していることに共感し、里親となりましたが、柏東RCの仲間である、新田氏や渡邉現会長も里親となって御世話頂いています。
 その里子への思いをずっと持ち続けている中で、サジーさんや里親の活動をされている皆さんたちのお誘いで、今回スリランカ訪問に参加をいたしました。
 本来、参加者の皆さんの予定では1/25日に出発し2月1日に帰国される予定でしたが、私たち夫婦と新田氏は1/23日に成田を立ち、1/30日に帰国する行動予定でした。
 皆さんより一足先にスリランカへ訪問し、コロンボ近隣の国際空港に着いて、驚いた事は、そこに私と新田氏の里子や、御世話頂いてそのセンターとして活動に協力頂いている、ワルダナ寺院のアマラワンサ僧やサジーさんのご主人が出迎えてくれていた事にとても感激をいたしました。
 初めての対面でしたので、言葉をかけるのも戸惑いながら話しかけますと、子供達は、澄んだ瞳と、穏やかな笑顔で返してくれたその表情にとても心を和ませて頂きました。
 遅れて訪問したほかの皆さんにも、空港まで先に帰国されていたサジーさんとご主人共々、里子の皆さんやアマラワンサ僧も出迎えてくれたそうです。
 私たちは、遅れて訪問される皆さんが到着するのに先立って、25日に翌日に控えた奨学金授与式の準備で忙しい中、其の会場となるワルダナ寺院に新田氏と共にメルビンさんの案内で訪問いたしました。
 そこでは、スリランカ全土から、奨学金の授与される学校長から推薦され、学業の優秀で有りながらも、家庭環境に恵まれない子供達と、そのご両親や親族の300人前後の皆さんが、寺院の広い部屋に入りきれない程集まっていました。
 自らも米山記念奨学生の学友として勉強に励みながら活動をされている、米山学友のサジーさんから、この里親の皆さんからの奨学金を授与して頂ける事に対しての説明や、その意義を話している姿、また、それを真剣な表情で聞いている皆さんの姿に、たまたま壇上に招かれて拝見していてとても感動を覚えました。
 サジーさんご夫婦や共に活動をさせています皆さんが、奨学金をスリランカの子ども達へ渡す奉仕作業はもう10年近く継続されています。
 この奨学金授与式がスリランカに於いて、とても素晴らしい式典であると感じさせられたことは、私たちが訪問する当日には、近隣の小学校のブラスバンドの皆さんと、
 参加した里子や日曜学校のみなさん、また村の皆さんやご父兄の皆さんに出迎えて頂きました。その出席者の中には、スリランカの厚生大臣や市長、学校の校長先生たちが参列されていました。
 最初のセレモニーの国旗掲揚時には、スリランカの厚生大臣と住職と共に私もロータリークラブの代表として国旗掲揚に加わってほしいとのサジーさんからの依頼によって揚げさせて頂きました。国の厚生大臣や文部省の方々が参加されるとても格式のある素晴らしい式典でした。この中で皆さんのご挨拶の中に、心に残った言葉があります。女性の副校長さんの言葉で「貧しいことは決してはずかしい事ではありません。」とはっきりと里子の皆さんへ言い切った言葉でした。
 貧しさはもって生まれた環境であり、子ども達にとってはどうしようもない事でありますが、しかし、勉強をし努力をすれば、いつかは抜け出せることである。との事だと理解いたしました。
 私たちが月に日本円の¥1.000で、この里子の皆さんが夢に向かって勉強するサポートが出来る事や、一日三食のご飯が食べられず、電気もない家庭もある中でも、子供達の夢を持ってしっかりと勉強しようとする意欲はすごいと関心をさせられました。
 でもその勉強する本や物がやはり不足していること、また、家庭環境においても人を思いやるスリランカの人々の仏教の教えにも、同じ仏教国の日本人として感ずるものがありました。
 現在のスリランカでは、私たちが立ち寄ったスーパーの女店員さんの給料は一日250円程度で給料は¥8000程度だそうです。サラリーマンでさえも月に¥2万円程度との事ですが、私たちの奨学金の月\1000という金額は、この里子の皆さんにとっては貴重な奨学金となります。

 スリランカに滞在中は、マイクロバスにて移動をしながら、皆さんと共に里子の皆さんの元へ訪問し、その途中で世界遺産などを見学いたしましたが、一日8時間程度のバス移動はさすがに「しんどい」と思いました。しかしスリランカの3/2近くの広範囲の里子の皆さんのご家庭へ訪問し、行った先々の里子の家庭で家族の皆さんの穏やで温和な表情を見ると私たちの心もとても和ませてくれ、「自分達が今出来るもてなしをしよう」とするその気持ちが伝わって来てとても嬉しかったですね。
 私たちが帰国した後も、学友のサジーさんやご主人のメルビンさん・共に活動させている鈴木先生たちは、再度すべての里子の家庭を訪問され、里子の家族の状況や励ましをしてきたと伺っています。
 私たちは、今回のスリランカ訪問に参加をし、感じ得たものはとても大きかったと思います。もしまた時間が取れるならば、ぜひ訪問をしたいと考えています。
 サジーさんやメルビンさん、鈴木康夫氏達は、ご自身の事を差し置いて、スリランカのご家族共々、母国の子供たちへの努力をされています。
 また、共に日本で奨学金や食料基金なども含め、里親の皆さんやスリランカの里子へ活動をされている、鈴木康夫氏や皆さんにとても感動をさせられた今回の「すばらしいスリランカ訪問」でした。
 時間があれば、もっと感じ得た話を皆様へ伝えられたら嬉しく思います。
 文字へ表現する仕方が難しいですが、ぜひこれも国際奉仕の一環として考え
 「今自分たちの出来る奉仕」として、また、同じ思いをもって頂いた仲間も増えることをとても望んでいます。

 今回のスリランカ訪問に際しての感想を長くなってしまいましたが報告をさせて頂きます。
柏東ロータリークラブ
ふれあいコンサートIN沼南の里

柏市若柴1-419 (株)タクミハウス内
電話 04-7135-1124
FAX 04-7135-1122
 1月13日(成人の日)に、昨年9月台風により延期となっていました、社会奉仕活動の、一つである「ふれあいコンサートIN沼南の里」が実施されました。当日は真冬の晴天に恵まれ、寒いながらも、大変気持ちの良い日となりました。まず、社会奉仕委員長の中山会員の開会の挨から始まり、素晴らしい司会進行が行われ、入居者で最高齢の方を紹介しました。最高齢の方は、高橋さん(女性)で97歳との事で、和やかな雰囲気で始まりました。
 そして、柏ジュニアストリングスオーケストラの方に進行をお願いし、2時間弱の演奏とソプラノ歌手の美しい歌声で会場内の皆さんとロータリーの会員含め楽しい午後を過ごせたと思います。今回の企画について社会奉仕委員長をはじめ、各会員のご協力にお礼申し上げます。また、会長夫人の手作りの記念品を提供していただきました。大変有難うございました。最後に、沼南の里の森理事長より、お礼の言葉を頂き閉会となりました。
 楽しい演奏ありがとうございました!
 会員の皆様お疲れ様でした!

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2013-14年度
国際ロータリー第2790地区
ガバナー事務所

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