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柏西ロータリークラブ活動状況

2016年02月08日~14日
柏西ロータリークラブ
ネパール支援長期継続プロジェクト敢行
柏を拠点として活動しております「柏西ロータリークラブ」(会長:森市 直樹、創立1975年11月7日)は、去る2016年2月8日より6日間ネパール連邦民主共和国を訪れ、現地時間2015年4月25日11時56分にネパールの首都カトマンズ北西部を襲った大地震から約1年が経過する現地視察を行い、持参した衣類や文房具を寄贈し人々との交流を深めました。
これは2015-2016年度における国際ロータリークラブのテーマである「世界へのプレゼントになろう」を人道的、且つ教育的に実践するプロジェクトであります。

① 主な活動報告
a.目的
今回の支援プロジェクトは、ネパールの子供たちの識字率の向上と、支援継続の調査・視察を目的として、2月8日から14日まで森市会長を団長として、同クラブ計7名で現地入りしました。
柏西ロータリークラブが主幹となり、同じ分区の他クラブ会員より集めた古着やノート1,000冊など筆記用具、また現地にて調達した雑貨を現地にて寄贈いたしました。

b.現地把握
首都カトマンズより西77キロに位置するゴルカ郡サウラパニに、深さ15kmを震源としてマグニチュード7.8(中国地震局ではマグニチュード8.1)と推定され発生した地震は、建物の倒壊や雪崩、土砂災害を引き起こし、甚大な被害となりました。隣国インドや中国のチベット自治区、バングラディッシュなど周辺の国々でも、レンガ積みの耐震性のない脆弱な建物を中心に倒壊し、多くの人的被害が生じました。
今回の視察は、この震源地域への訪問は叶わなかったものの、その近隣地域を訪問することで、地震後、約1年が経過した現況を目で確かめ、現地の子供たちと交流を図り、より理解を深めるものです。

c.主な活動と現地状況
2月8日羽田空港より深夜の便で、タイ王国のバンコクを中継してネパール連邦民主共和国の首都カトマンズに入りました。到着後、カトマンズ市内を視察し、現地にて支援物資である文房具を調達しました。現地ネパール出身で元米山奨学生でもあるマハルジャン・ディネシュ氏の仲介で、ノート、鉛筆、消しゴム、定規セットなどを1人ひとりに手渡し出来るよう小分けにしてトラックに積み込みました。
 2月10日午前ディープズワラ小学校(カトマンズ市内)に赴き、支援物資を渡しました。この地区の  子供たちの服装は清潔で、比較的身なりも整っていました。
校舎や教室は簡単な作りで、天井はパイプの上に屋根が乗っている程度でした。窓はあるものの照明がなく、全体的に薄暗い環境でした。校庭の一角には、去年の地震で倒壊した瓦礫が未だ残されていて、復興の遅れが見て取れました。
 同日午後は、ガバナー事務所を訪問し昨年の地震が記録されたDVDを拝見した後、次の目的地であるソロソフェィ小学校に行きました。
この学校は街はずれの山の中腹にあり、地震で両親を亡くした子供たちや、エベレスト山岳地帯のふもとに住む子供たちが寄宿しており、午前に訪問した市内の学校とは、身なりも環境もかなり違って貧しい状況でした。
校舎は単に勉強をするだけではなく、生活の場にもなっていて、教室には洗濯物が干してあり、食事も自炊するという、日本では考えられない生活環境にもかかわらず、ここで学ぶ子供たちは、みな前向きで、一生懸命生きている様にとても力強さを感じました。
歓迎セレモニーの後、一人一人に文房具セットを手渡しした際、手にした子供たちの嬉しそうな笑顔がとても印象的でした。この学校は地震の被災者との接点もあることから、日本から持って行った古着をすべてここに託し、子供たちと触れ合う貴重な機会となりました。

d.寄贈品
・古着 約200着  ・算数セット 800個   ・鉛筆 1,600本    ・色鉛筆セット 100個
・クレヨン 100個   ・ノート   800個   ・ 画用紙 400冊   ・本 100冊
・消しゴム 800個   ・鉛筆削り器 800個   

e.今後の取り組み
 このプロジェクトは、今後も年度を越えて長期的に支援活動を行うもので、引き続き現地スタッフと連絡を取り合い、定期的に訪問して現地視察や子供たちと交流を深める予定であります。視察にて知り得た情報は、ロータリークラブの例会や会報を通じて会員同士で共有し合い、継続的な支援活動の糧とし、ニュースリリースでもお伝えさせていただきたいと思います。









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2015-16年度
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