野田セントラルロータリークラブ 南の地に奉仕活動 |
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今年度の地区補助金プロジェクトが完了した。
此処はフィリピン第2の都市ミンダナオ島ダバオから北へ50kmの街タグム市である。1996年1月に2790地区WCS委員会の支援・視察に同行したのが現姉妹クラブ(RC of Tagum Golden LACES)との出会いであった。1999年6月に両者は姉妹クラブを締結し、以来今年が15年目にあたる。 現地にあっては生計、教育、医療等人道的プロジェクトのニーズは限りなく当クラブでも毎年幾多のささやかな支援活動を続けてきたが姉妹クラブ締結10周年を記念して、極貧地域に住む子供たちが集い、学び、遊ぶことのできる多目的教室「ラーニングセンター」を建設した。以後、この施設の充実が当クラブにおける国際奉仕の柱となった。幸いこの施設は地域のニーズに応え早くも手狭となり行政の支持を得て2ヶ所目の教室が隣地に建設されている。 今年度の活動はDDF(地区補助金)を活用した「教育諸設備と書籍等の支援」プロジェクトで施設に登録されている160人の子供たちを応援するものである。具体的には以下の品を寄贈した。 32インチ液晶TVデッキ付き 2台 ポータブルプレーヤー 2台 スチール製書棚 2基 教科書、ワークブック、教育用DVDソフト 1式 遊具等 1式 従来は教育諸設備の不足で市教育局より派遣される教師の教育手腕にのみ依存していたが今回の経済支援によって教育環境の改善、内容の充実が図られ子供たちの勉学意欲向上に寄与できたものと確信している。来年2月の「世界理解月間」に合わせて当クラブのメンバーが現地にて検証することになっている。 尚、ここにある写真は先方クラブのFacebook上で見ることができる。 又、寄贈された諸設備にはロータリーマークと「このプロジェクトはRI 2790地区DDFを通して日本の千葉県、野田セントラルRCより寄贈されたもの」と明記されている事は言うまでもない。 写真 |